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[ニュース]2016.1.16
1・17「Krush.62」タイトルマッチ前日会見は最高の緊張感! 王者・牧平圭太と挑戦者・渡部太基が完全決着を誓い合う
    
 1月16日(土)東京・大久保にあるGENスポーツパレスにて、東京・後楽園ホールで開催される「Krush.62」の前日計量・記者会見が行われた。
 指定席が全席完売となり、当日販売の立見券を残すのみとなった2016年の開幕戦「Krush.62」。メインイベントはKrush-67kgのベルトをかけた再戦、王者・牧平圭太と挑戦者・渡部太基による約10カ月ぶりの再戦=-67kgタイトルマッチだ。

 前回の対戦では延長判定の末、牧平がドロー防衛で辛くもベルトを死守する結果となったが、その後、Krushのタイトルマッチ規約が変更。延長ラウンドのドロー判定なし・必ずどちらかに優劣をつけるマストジャッジシステムに変わり、明日は文字通り決着戦となる。計量では牧平が66.9kg、渡部が67.0kgで一発クリア。調印式も済ませ、あとは決戦を残すのみとなった。

 それぞれ公開練習でタイトルマッチへ向けた動きを披露している両者。前日会見で改めて試合までの練習・準備について聞かれると、渡部は「必殺技が出来ました。それが明日さく裂すると思うんで楽しみにしておいてください」と必殺技の投入を予告し、牧平は「(公開練習から)1カ月間では何も変わらないと思うけど、勝ちたいという気持ちを毎日練り込んできた」と精神面の充実を語る。
 この試合は2016年の開幕戦で組まれた最初のタイトルマッチ。渡部が「2016年の一発目でメインイベンターに選ばれたんで、Krushのために大会を盛り上げて、自分のためにベルトを巻く」と王座奪取を力強く宣言すれば、牧平は「明日は自分がこのベルト獲った時からのすべての集大成だと思っています」と3度目の王座防衛を誓う。

 またベルトをかけた再戦を前に「自分のキックボクシングで真っ向から決着をつけたいと思います。男として完全決着つけたいですね。どっちが強いかを」と完全決着を口にした牧平。すると渡部が「それ本当かな?って思います。チャンピオンですからね。守りに来るのか? 男として勝負に来るのか? それが明日の鍵になるんじゃないかなって思います」と牧平をけん制する場面も。

 さらに会見の最後に渡部が「最後にチャンピオンに質問したいんですけど、明日は男として勝負してくれますか?」と牧平に問いかけると、牧平はじっと渡部を見て「します」と静かに一言。互いに完全決着を誓い合い、緊張感が最高潮に高まった状態で会見は終了となった。

 もう余計な言葉は必要ない。あとは明日のメインイベントでどちらが強いかをはっきりさせるだけだ!
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