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[ニュース]2016.1.16
1・17「Krush.62」佐々木のリベンジ&KO宣言に対して東本は「気にくわん」!眞暢「とにかく生き残る」VS南野「ビシッとKOで勝つ」
    
 1月16日(土)東京・大久保にあるGENスポーツパレスにて、東京・後楽園ホールで開催される「Krush.62」の前日計量・記者会見が行われた。
 第4代-63kg王座決定トーナメント(第6試合・第7試合)に出場する選手はそれぞれ佐々木大蔵=63.0kg、東本央貴=63.0kg、眞暢=63.0kg、南野卓幸=62.6kgで前日計量を終え、計量後の会見で意気込みを語った。

 佐々木×東本はトーナメント1回戦で唯一の再戦となった。前回の対戦(Krush YOUTH GP2012開幕戦)で勝利している東本は「いつも通り計量が楽に終わって、お腹空いたんでご飯を食べて、いつも通りに試合をして勝って、いつも通りの生活に戻って…いつも通りばかりになっちゃったけど、そんな感じで頑張ります」といつも通りを強調。

 約3年ぶりのリベンジマッチに臨む佐々木は「対戦相手はいつも通りと言っていますが、いつも通りじゃ僕には勝てません。判定でリベンジしても黙っていないと思うんで、KOして黙らせたいと思います。対策はばっちりです」と自信たっぷりに語る。

 これには東本の表情も変わり「事前のインタビューで、こっちが大して何も言うてないのに『性格が悪いイメージ』とか言われて、気にくわんなと思っていた。返り討ちというか、いつも通りやっつけたろうかなと思います。華のない選手には1回戦で負けてもらう」とイライラを爆発させた。

 1回戦屈指の好カードとして期待を集めているのが眞暢と南野のパンチャー対決だ。眞暢はトーナメントまでの日々を振り返り「Krushのベルトに挑戦できるチャンスがやってきて、格闘技人生のすべてを出そうと思って練習してきた」。しかし前日会見では「試合を明日に控えて気持ちが変わりました。練習したことや格闘技人生が一つも出せなくてもいいんで、とにかく生き残ります」と心境に変化があったという。

 質疑応答でも眞暢は「今回は気持ちを一番に出そうと思って、Krushのチャンピオンになるために相応しい練習と毎日を送ってきました。オーバーワークかなと思うこともあったし、もし怪我しても勝つつもりで練習してきて、結果的に明日は万全の状態でリングに立てます。でも練習は練習だし、なんのために練習やってきたかと言うと、トーナメントで生き残ってチャンピオンになるため。だから練習してない技で倒してもいいし、何でもいいから勝ちたい」と勝利への執念を熱く語った。

 対する南野も「途中で体重が落ちにくくて減量が厳しくなるかなと思ったけど、最後はすんなり体重が落ちて調子はいいです。1回戦ビシッとKOで勝ちます。一緒にトーナメントに出る同門の(平本)蓮も調子がいいんで、練習の手応えはばっちりです」と仕上がりは万全。「明日はお客さんもたくさんいるし、注目されている中でしっかり勝って、ただ勝つだけじゃなくてお客さんがすごいと思う試合をして、しっかり勝ちます」とインパクトある勝利を誓った。
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