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[ニュース]2016.10.14
10・15「Krush.70」第5代-60kg王座決定トーナメントがいよいよ開幕!【開幕戦Round.1】出場全8選手が意気込みを語る
    
 10月14日(金)東京・大久保にあるGENスポーツパレスにて、東京・後楽園ホールで開催される「Krush.70」の前日計量・記者会見が行われた。
 いよいよスタートする「第5代Krush -60kg王座決定トーナメント」。明日の大会では【開幕戦 Round.1】として一回戦・4試合が行われ(12・18「Krush.71」で【開幕戦 Round.2】を実施)、出場8選手が4選手ずつに分かれて会見に出席した。

 まずは明戸仁志VS渡辺武、佐野天馬VS松野祐貴の4選手が会見に登場。明戸は持ち前の強打を活かしたKO勝利を予告し、-58kgから階級を上げての王座獲りに挑む佐野は「自分が一番優勝に近いと思わせる試合をする」と意気込んだ。

明戸仁志
「計量をクリアして、あとは身体を回復させて明日の試合でパフォーマンスを見せるだけなんで楽しみにしてください。自分は良いところと悪いところがはっきりしています。良いところは攻撃力で、弱点もはっきりしていて打たれ弱かったり、フラフラしてしまうところです。今回をそこを直すために重点的に練習してきました。(どんなところをアピールしたい?)いつも言っているように攻撃力ですね。僕はいつ当たって相手が倒れるのか? 一発で倒す攻撃力があるんで、そこを楽しんでもらいたいです。明日は豪快な試合をして暴れます」

渡辺武
「明日のためにしっかり準備してきました。練習してきたことを全部出して、試合で全力を尽くすだけです。研究と対策です。あとは(前回試合をした-58kgよりも)2kgですけど体重が重いので、身体作りをしっかりしてきました。前に出てアグレッシブに試合をするのが自分のスタイルなので、そこをアピールして勝ち上がっていきます。僕も明戸選手もアグレッシブで前に出る選手なので、噛み合って面白い試合になると思います」

佐野天馬
「減量も辛くなくてばっちり準備できました。明日はばっちり目立とうと思います。今回の試合に向けて練習環境は全く変えず、(今までの-58kgよりも重い)-60kgなので減量がない分、いつもより追い込めたかなと思います。(所属がKRESTに変わったことについて)練習は何も変わらなかったので、そこは全く意識していません。心境もいつも通りです。明日は圧倒的に勝って僕が一番優勝に近いと思わせる試合をしたいです。必ずベルトを獲るんで、明日の試合でそれが分かると思います」

松野祐貴
「明日は勝つだけです。佐野君、よろしくお願いします。特に変わった練習はしてないのですが、気持ちをしっかり作り上げてきたつもりです。明日見ておいてください。僕は勝っても判定が多いんですけど(トーナメントは)勝たないと次に進めないので、何が何でも勝ちたいです。ここで負けたら一キックボクサーで終わってしまいます。自分の名前を残すためにも何が何でも勝ちます」

 続いて大沢文也VS朝久泰央、島野浩太朗SV覇家斗が会見に登場した。大沢と島野が互いに再戦を誓い合えば、朝久は「2週間でスパーリング124R」という驚異の練習量をアピール。Krush初参戦の覇家斗は「インパクトを残して波乱を起こす」と打倒・島野を宣言した。

大沢文也
「(計量を終えて)特に何もないですけど、家の体重計が狂っていて、Krushの体重計と少し違ったくらいです。色んな予想でみんな朝久選手が勝つと思っているみたいないんで、それを覆します。(予想について)めっちゃムカついてました。僕も朝久選手は強いと思うし、すごく評価が強いです。でも僕は島野浩太朗と試合したいんでここは通過点。こけられないです。(島野と戦いたい理由は?)熱い男だし、去年K-1で試合をした時はパンチ勝負すると言って逃げちゃったんで、次はパンチ勝負したいですね。

(過去にタイトルマッチを経験しているが)僕は卜部弘嵩選手に負けているんですけど、本当にKrushのベルトは欲しいです。絶対に獲りたいです。僕も朝久もめっちゃ強いし、絶対に面白い試合になるんで楽しみにしてください。明日は僕のパンチと朝久選手の蹴りの勝負に期待してください。朝久選手の強い蹴りが勝つか。僕の早くて強いパンチが勝つか期待してください。(朝久の「2週間で124R」発言を聞いて)僕は30Rくらいしかしてないですけど大丈夫です」

朝久泰央
「計量を終えてホッとしている…と言いたいんですけど、今は早く戦いたいという気持ちが強いです。明日は爆発力とキレで倒したいと思います。今回の試合に向けて心身ともに強くなっていて、スピード・キレ・爆発力がとても上がっています。

 明日の試合が楽しみですし、大沢選手は強い選手なので2人の試合に期待していただければと思います。(大沢の蹴りVSパンチ発言を受けて)僕はパンチにも自信がありますし、練習量に自信があります。約2週間で124Rのスパーリングをしてきたので、練習量の違いで勝ちます」

島野浩太朗
「全力でやってきて、良い調子でここまで来ました。Krushのリングで戦うための覚悟も持ってきました。(大沢の再戦希望について)僕もパンチで相手を壊して、大沢選手と当たれるところまで勝ち進みます。明日は覇家斗選手が真っ向勝負でバチバチ来ると思うんで、そこで僕が壊します。

(過去にタイトルマッチを経験しているが)2年前にタイトルに挑戦して卜部弘嵩選手に負けて、ベルトを獲り逃しました。でもその話は関係ないです。Krushに参戦するのはいつも片道切符で、デビュー戦のつもりでこのベルトを獲ってやろうと思います。覇家斗選手も地方からすべてかけてKrushに出て来ていると思いますが、僕もすべてをぶつけにきました。地方にはこんなにやばいやつがいるんだぞというところを見せたいです」

覇家斗
「心身ともにばっちりで。いよいよきたという感じです。試合が終わるまで集中してやり抜きたいと思います。(Krush初参戦へ向けて)練習内容的には今までの通りのことは崩さず。Krushはガツガツに打ち合うイメージなので、そのための根性とスタミナ。そしてその中で冷静に戦う頭を意識してやってきました。でも気持ちが一番です。

(初参戦で島野と対戦することについて)今回は実力者の島野選手が相手で、最初は自分でいいのかな?と思いましたが、こういう世界で生き延びるには強い相手とやって、自分の良さを伸ばすしかない。島野選手とバチバチ・ガツガツ打ち合ってKO決着で決めたいと思います。明日は気持ちの戦いを見せて、会場の皆が鳥肌が立つような試合をして、インパクトを残して、波乱を起こします」

 第5代-60kg王座へ向けて第一関門となる明日の【開幕戦Round.1】。生き残るのは誰だ?
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