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[ニュース]2016.10.19
椿原龍矢、今年こそK-1甲子園王者のベルトを持って帰る!「僕に格闘技の才能はない。だから人の何倍も努力して、それを試合で出したいと思います」
    
 11月3日(木・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 JAPAN 〜初代フェザー級王座決定トーナメント〜」(※-57.5kgから名称変更)。K-1甲子園2016出場選手インタビュー第1弾は-55kg決勝で軍司泰斗と対戦する椿原龍矢だ。
――ここまでのトーナメントを振り返ってもらえますか?

「初戦から準決勝までどの選手もめっちゃ強かったです。最初の方は緊張してしまって、なかなか自分の動きができなくてちょっとヤバイかな?と思ったんですけど、最後はそこそこ動けて良かったかなと思います」

――去年のK-1甲子園では準優勝という悔しい想いをしました。今年のK-1甲子園に向けて取り組んできた練習などはありましたか?

「去年は自分がどのレベルまでいけるのかな?と挑戦するつもりで出場して、決勝まで行けたらベルト獲ろうや!って感じでした。でも今年は最初からちゃんとベルトを狙って頑張っていこうという気持ちで練習してきたんで、去年よりは熱が入って練習できたと思います」

――決勝の相手は軍司選手になりました。軍司選手とは去年のK-1甲子園で対戦して勝っていますが、どんな印象がありますか?

「軍司選手は去年からめっちゃ強くて、プロでも何戦も戦っている選手なので先輩だと思っています。去年は危なかったんですけどギリギリ勝てて、今年は決勝で戦うことになって、去年勝ったのに今年負けてしまったら追い抜かれたことになるので、それは絶対に嫌です。今年もキッチリ勝ってベルトを巻きたいと思っています」

――今年はまた決勝で悔しい想いをするのではなく喜びたいですか?

「はい。去年は色んな周りの人が応援してくれたのですが、関西にベルトを持って帰ることが出来ませんでした。それでも『頑張ったな!』と言ってもらえて、今年はベルトを持って帰ってみんなに『ようやった!ようやった!』と言ってもらいたいです」

――椿原選手が何歳の時に格闘技を始めて、何がきっかけだったんですか?

「格闘技を始めたのは5〜6歳の時でした。格闘技を始めたきっかけは、自分がなんとなくやってみたいなと思って、ですね」

――最初に始めたのは空手だったのですか?

「はい。最初は空手の教室に通っていて、今でも空手とキックボクシングの練習をどちらもやっています。ただ最初は全然勝たれへんくて、いざ大会で優勝できるようになってから、格闘技が楽しくなって今でもずっと続いています」

――決して最初から強かったわけではないんですね。

「幼稚園の頃は遊びにも行かずにお父さんと一緒に1日5〜6時間、家でずっと練習していたんですが、それでもなかなか勝てなくて。それで小学校3年生ぐらいの時にやっと初めて優勝できました。そこからは勝ったり負けたりしながら頑張ってます」

――格闘技をやりながら、他のスポーツをやってみたいという気持ちにはならなかったんですか?

「中学校の時にバスケットボールのクラブに入ったんですけど、バスケットボールは団体競技で、格闘技は個人競技じゃないですか。団体競技でみんなで楽しむのもいいんですけど、バスケットボールをやりながらも自分は誰にも負けたくないと思ってやっていたので、空手から離れることはなかったです。高校に入ってからはバスケットボールはやらずに格闘技一本です」

――椿原選手の持ち味やここを見て欲しいという所はどこですか?

「自分は多分、格闘技の才能は全くないんですよ。でも人の何倍も努力をしていて、それが試合に出ると思います。決勝戦に向けて、今まで以上に色んな努力をして、色んな技が出せるように練習しているので、決勝戦ではそこを見て欲しいです」

――今は1日何時間ぐらい練習をしてるんですか?

「日にもよるのですが、多い時には6時間とかですね。空手の道場に行って、ジムに行って、家に帰って……を繰り返しています」

――これからの格闘家としての目標はありますか?

「ここでキッチリK-1甲子園を優勝してベルトを巻いて、その後は『K-1と言ったら椿原やな』って思ってもらえるような選手になりたいです」

――好きな選手や目標にしている選手はいますか?

「好きな選手は野杁(正明)選手です。野杁選手の試合を見て勉強しますし、野杁選手の落ち着いた感じの戦い方がめっちゃカッコいいと思うんですよ。僕もあの戦い方ができるようになりたいです」

――最後に決勝戦への意気込みを一言お願いします。

「次の決勝は自分が絶対勝って、ベルトを持って帰ろうと思ってるんで、しっかり練習して頑張りたいと思います!」
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