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[ニュース]2016.10.19
12・18 「Krush.71」 -53kg 王者・武居由樹、初防衛戦では最速の殴り合いを見せて勝つ!挑戦者・隆聖は年間ベストバウトでベルトを奪う
    
 10月19日(水)東京・大久保にあるGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、12月18日(日)東京・後楽園ホール「Krush.71」の追加対戦カードが発表された。
 -53kg王者・武居由樹の初防衛戦の相手が隆聖に決まった。隆聖は10・15「Krush.70」でBigbangで王座戴冠歴がある出貝泰佑に判定で勝利。この勝利が評価されて、武居への挑戦権を得た。武居と隆聖は4・10「Krush.65」の初代-53kg王座決定トーナメント準決勝で対戦し、この時は武居が右アッパーで隆聖にKO勝利している。

 初のタイトル挑戦にしてリベンジマッチとなる隆聖は「僕は武居選手に一度、敗れているので、もう怖いものはない。思いっきりぶつかります」と全力ファイトを宣言。

 出貝との対戦を「倍以上のキャリアがある相手にアグレッシブに戦って勝つことが出来ました」と振り返り「まだ不安な面もありますが、自信もついたし、戦績を重ねるごとに自分のスタイルが見えてきたと思う」と手応えを感じている。

 その一方、前回の武居戦を振り返り「自分の距離で戦えず、ペースを取れなかった。思っていた以上にボクシングセンスもあって、こちらの不意をつく攻撃も出してきて、圧倒的な上手さで封じられました」。

 そして「出貝戦の時の自分では勝てないと思います」と現状を分析した上で「試合まで残り少ないですが、どれだけ自分を追い込めるかが勝負。全力を出し切ります」と試合当日まで自分を鍛えぬく覚悟だ。

 対する王者・武居は「足立区から来た武居です。もうKrushファンのみなさんに忘れられたんじゃないかな?と思っているところに防衛戦のオファーが来て、Krush年内最後の大会に出られてうれしく思います」と挨拶。

 初防衛戦を前に「チャンピオンになって普段から身だしなみに気をつけるようになったし、他のジムで練習する時も観単にやられないように意識している」とチャンピオンとしての変化を口にしつつ「前回KOで勝っている相手ですが、今回は別物。気を引き締めて初めてベルトを獲った時のことを思い出してがっちり練習します」と心に一切の好きはなし。

 むしろ「僕がチャンピオンとして狙われる立場ですが、狙っているのは僕の方」と言い切り「ベルトを獲った時と同じ気持ちで、そこにチャンピオンとしての自覚と自信を持って戦います」とベルトを“守る”ではなく“獲る”つもりだ。

 また過去にK-1プレリミナリーファイトに出場経験がある武居は「K-1もすごくかっこよくて華があってみんなが憧れる舞台です。僕もその舞台で輝きたいし、しっかりベルトを防衛して来年はK-1にチャレンジしたいです」とK-1再出撃の野望を語った。

 12・18「Krush.71」はKrushの2016年シリーズの締めくくりとなる大会で、タイトルマッチの武居VS隆聖がメインイベント=最終試合となる。両者はKrushらしい試合をして、Krushの2016年を締めたいと語った。

武居
「今回、チャンピオンとして2016年を締める役割をいただきました。-53kgらしい最速の殴り合いをしたいし、その気落ちを忘れず戦います。またずっと足立区出身をアピールしているのですが、まだ足立区から何も連絡がありません(笑)。僕は来年成人式を控えているので、Krushのベルトを巻いて成人式にいくつもりです。なので必ずベルトを防衛して、成人式でアピールしてきます」

隆聖
「2016年の締めの大会・試合ですが、今年一面白い試合をしたいです。自分が持っているものをすべて出し切って、面白い試合をしてベルトを奪います」

 Krushの2016年をベルトとともに締めくくるのは王者・武居か? 挑戦者・隆聖か?
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