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[ニュース]2016.10.19
12・18「Krush.71」小宮由紀博が8年ぶりのKrush参戦で眞暢と対戦!「Krushで輝く姿を見て欲しい」(小宮)、ヘビー級下剋上宣言のK-Jeeが木村秀和に挑む
    
 10月19日(水)東京・大久保にあるGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、12月18日(日)東京・後楽園ホール「Krush.71」の追加対戦カードが発表された。
 過去にK-1MAXへの出場経験があり、国内中量級の実力者として知られる小宮由紀博がKrushに参戦。小宮がKrushのリングに立つのは2008年11月のKrush旗揚げ戦以来、実に8年ぶりとなる。対する眞暢は4・10「Krush.65」以来の参戦。今年は-63kgで試合を続けていたが「一番自分の力が発揮できる」という-65kgで実力者・小宮と対戦することになった。

 約8年ぶりのKrush参戦を前に小宮は「こうしてKrushで試合をすることになって、とても光栄に思っています。Krush参戦は旗揚げ戦以来なんですけど、まだまだ自分が戦えるところをアピールして、勝ちたいと思います」と挨拶。「今年は色々な強い相手とやらせてもらいました。-65kgという階級で、輝かしいKrushのリングで戦えることでモチベーションも上がっています」とKrush参戦が決まった心境を語る。

 対戦相手の眞暢については「いい選手だと思う」としながらも「心してかかってぶちのめしたい」と言い切り「Krushに出させもらう以上、K-1を見越しての戦いになると思います。そしてしっかり-65kgのベルトを獲りにいく試合をしたいです」と空位になっている-65kg王座、そしてK-1出場についても言及。

「-65kgは日本人が世界と戦える階級。一番レベルが高い階級で輝きたいし、今のKrushファンに印象に残る試合をしたい。Krushは勢いのある選手が多くて、最近の若い選手の動きが著しい。そこに自分が対応する力を見てもらいたいし、それが自分の集大成です。Krushのリングで僕の最後の輝かしい姿を見て欲しい」と激戦区-65kgでの戦いにかける覚悟を語った。

 一方、小宮を迎え撃つ立場の眞暢も「8カ月ぶりの試合ですが、僕の試合を見たいと言ってくれてる方や支えになってくれた方たちのおかげで戻ってきました。この8カ月間、何もしていなかったわけではありません。小宮選手は強い相手ですけど倒して勝ちたいです」と強い口調で挨拶。

 ベテラン小宮との対戦について「僕が初めてKrushを見たのがKrushの第1回大会で、その大会に出ていた選手と戦えることが光栄です」と特別な感情もあるが「小宮選手はキックボクサーとして上手い選手。Krushルールで、Krushのリングでやる以上、僕がしっかり勝ちます」とKrushファイターとしての意地をのぞかせる場面も。「-65kgは僕にとってベストの階級。今までに倒しに行くスタイル+新しい自分を見せて、存在感をアピールします」と小宮同様に−65kgでの飛躍を誓った。
 そしてヘビー級の一戦としてKrush初参戦の木村秀和VS K-Jeeの一戦も決まった。6月のK-1代々木大会で−70kgからヘビー級に転向したK-Jeeは「木村選手は背も高くて(顔が)遠い印象だけど、僕はKOで倒すだけです」とKO勝利を予告。「今のヘビー級は30歳過ぎた選手が多い。もっと若い選手がいた方がいいと思うし、来年、自分が上原(誠)を倒すつもりです。(K-1で)ベルトが出来たら取りに行くし、そのために試合は全部勝たないと(タイトルマッチは)組んでもらえないと思います」とヘビー級の下剋上を宣言した。

 対するJ-NETWORKライト・ヘビー級王者の肩書を持つ木村も「Krush初参戦が決まってうれしく思っています。K-Jee選手は身体に厚みもあってガンガン来る相手ですが、会場を盛り上げて倒して勝ちたいと思います。僕は35歳なんですけど落ち着くことなくバリバリ練習しています。若い力にも負けず、若い目を積むじゃないけど倒すつもりです。インパクトを残す試合で僕の名前を覚えてもらいたいです」とヘビー級で存在感を示すつもりだ。
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