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[ニュース]2016.10.26
1・15「Krush.72」女子王者KANA、Krush史上初・女子選手として後楽園大会の最後を締める!「お客さんが求める試合をして勝つ責任があると思います」
    
 10月26日(水)東京・大久保にあるGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、2017年1月15日(日)東京・後楽園ホール「Krush.72」の第一弾対戦カードが発表された。
 2017年シリーズの第一弾大会となる「Krush.72」で女子王者KANAの3度目の防衛戦が決まった。対戦相手はオランダの名門Mike's Gymから参戦するオランダのメロニー・へウフェス。これまでの戦績は31戦20勝(3KO)8敗3分と高い勝率を誇っており、ヨーロッパの強豪との対戦を望んでいたKANAにとっては希望通りの相手との防衛戦となった。

 またこの試合はダブルメインイベントの第2試合として行われることも決定。Krush史上初めて、女子選手が後楽園ホール大会の最終試合を務めることになった。

 ベルトと共に会見に出席したKANAは「Krush後楽園ホール大会で、史上初めて女子選手としてメインを任せてもらえるということで、一つの目標に到達できました。しかも相手が望んでいたヨーロッパの選手ということで、すべての条件が揃ったタイトルマッチだと思います。モチベーションはかなり上がっています」と挨拶。

「今ままでで一番強い相手との防衛戦ということで、もっともっと強くなって、必ずメインでKO勝ちしたいと思います」と強豪との防衛戦に向けて闘志を燃やす。

 続く質疑応答でKANAは「普段は(-50kgよりも)重い体重で試合をやっていて、総合格闘技やボクシングもやっている相手なのでフィジカルや体圧もあると思います。同門のジョーダン・ピケオーに似たところもあって、前に出て距離を潰してパワーでも圧倒する選手で一発もあると思います」とメロニーのパワーや攻撃力を警戒。

 その一方で「ヨーロッパの選手はパワーもスピードもあって圧倒的な強さを持っている人種だと思うので、日本人の自分がどこまで通用するか試してみたいです」とヨーロッパ人選手との初対戦が楽しみだと話し「しっかり見れば隙もあるので技術を磨いて、隙を突いて倒したいと思います。メロニー選手をKOして、KrushチャンピオンのKANAというものを知ってほしいです」とKO防衛に自信をのぞかせた。

 また女子選手として初めて、後楽園大会の最終試合を任されたこともKANAにとっては大きなモチベーションになっている。

「勝つことは大前提で、どんな勝ち方をするかだと思います。私はお客さんあっての興行だと思うし、お客さんが求める試合をして勝つことに責任があると思います。お客さんが求める試合=絶対的なKOで終わらせることだと思います。なので毎試合毎試合KOにはこだわっていきたいし、ダブルメインの第2試合としてモチベーションも上がっています」

 そして最後にKANAは「これから試合までどう過ごすかが勝負だと思っているので、すべてをかけてメインのことだけを考えて過ごします。ヨーロッパの選手を豪快なKOで倒すので楽しみにしていてください」とファンにメッセージ。女子王者KANAの2017年の初陣に注目だ!
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