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[ニュース]2016.1.21
2・5「Krush.63」卜部功也、元K-1王者としてレベルの違いを見せる!「後楽園ホールの雰囲気をガラリと変える。それが僕の仕事だと思います」
    
 2月5日(金)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.63」のスーパーファイト[Krush -60kg Fight /3分3R・延長1R]でフランスのサイボーグ・ワラスと対戦する初代K-1 WORLD GP-60kg王者・卜部功也のインタビューを公開!
――約1年4カ月ぶりのKrush参戦が決まりました。オファーを受けた時はどんな心境でしたか?

「昨年11月のK-1で兄(弘嵩)に負けて、出来るだけ早く試合をしたくて、ダメージが抜けてからすぐに練習を再開したんですね。だから早いタイミングで試合のオファーをいただいて、本当にうれしかったです」

――前回の試合は功也選手にとってK-1 WORLD GP-60kg王者としての初防衛戦であり、兄弟対決であり、プレッシャーの大きい試合だったと思います。改めてあの試合は功也選手にとってどんな試合でしたか?

「(少し考えて)…キツかったですね。ベルトを獲ってからの1年間は。でもやっている最中は全然そんなことは思っていないし、当然のことだと思ってやっていました。ベルトを持っていても挑む立場だと思っていましたし、それは今も変わらないです」/

――兄弟対決に始まり兄弟対決に終わる。そしてK-1王座獲得から王座陥落と、2015年は激動の1年だったと思います。

「成長できた1年だと思います。兄にトーナメント決勝で勝ってベルトを巻いて、常日頃からもっともっと強くならなければいけないと思って過ごしていたので、強くなるためにどうすればいいのか?を考え続けた1年でした」

――K-1のベルトを巻いて、もっと上のステージにいかなければいけないという気持ちもありましたか?

「そうですね。まだその気持ちもあるので、もっともっと挑戦していきたいです。ベルトは手放してしまいましたが、あの試合で自分が強くなっている実感がありました。強くなりたいという根底にある想いは今も変わらないですし、むしろもっと強くなることに厳しくならなければいけない、もっと自分は強くなれるという可能性に気づくことができました」

――昨年はK-1での試合が続きましたが、功也選手にとってKrushはどんな場所ですか?

「僕を成長させてくれた場所ですね。K-1で試合をしていた時にもずっとKrushに出たいと思っていたし、後楽園ホールの一体感になる雰囲気はKrushでしか味わえないものだと思います」

――対戦相手のワラスにはどんな印象を持っていますか?

「ものすごく爆発力があって、身体が強いですよね。こういうタイプとは戦ったことがないので、しっかり研究して攻略法を考えているところです。ただ僕も40戦以上やっているので、その経験と技術をフル稼働してワラスに勝ちたいと思います」

――今回の試合は元K-1王者がKrushにやってくるという見方もされると思います。どんな自分の姿を見せたいですか?

「むちゃくちゃ強い姿を見せる。それしかないですね。他の-60kgの選手とは一味違うところやレベルの違いを見せるつもりです」

――自分が入場して、後楽園の雰囲気をガラリと変えたいですか?

「そうですね。変えたいというか変えなきゃいけないと思います。それが僕の仕事です」

――今回が功也選手にとっては2016年の初陣です。今年の目標を聞かせてもらえますか?

「もう一度、K-1のベルトを巻くこと。それだけです。やっぱりK-1のベルトは魅力的なんですよ。僕の中では世界で戦っていけるのは僕だけだと思っているし、K-1のベルトは僕が巻いてこそのベルトだと感じています。だから必ずK-1王者に返り咲きます」