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[ニュース]2015.11.4
レオナ・ぺタス、石の拳で非日常とスリルを見せる!「気持ちでもテクニックでも他の試合を超えるものを見せて、その上で自分が勝つ」
    

 11月4日(水)東京・江古田のバンゲリングベイ江古田にて、11月21日(土)国立代々木競技場第二体育館大会で開催される「K-1 WORLD GP 〜THE CHAMPIONSHIP〜」のスーパーファイトで大雅と対戦するレオナ・ぺタスが公開練習を行った。

 今回がK-1初参戦となるレオナは"石の拳"の異名を持つ-60kg屈指のハードパンチャー。Krushを主戦場に戦い、8月にはK-1 WORLD GP-60kg初代王座決定トーナメントにも出場した強豪・山本真弘から勝利を奪っている。

 今年は1月、5月、8月、11月と定期的に試合が続き「試合間隔も空いてないので、テクニックも今年の始めよりも全然上がっているし、フィジカルも上がっています。充実して試合・練習が出来てます」というレオナ。

 公開練習では3分1Rのシャドーとミット打ちで軽快な動きを披露し、K-1デビュー戦を前に「走り込み、フィジカル、ジムワーク。今までで一番練習して、コンディションは過去最高です。K-1の舞台に恥じないように、大雅選手最高の試合ができるようにばっちり仕上げてきました。K-1でインパクトを残したいという気持ちは強いし、負けてインパクトを残すようじゃ意味がない。勝ちにこだわってインパクトを残す」と気合十分だ。

 対戦相手の大雅は-55kgから階級を上げての初の試合となる。大雅と練習したことがあるレオナは「身体も大きいし、全然-60kgでもやっていけると思う」と-60kgでの大雅のポテンシャルを評価する一方「お互いにどう来るか対策を立ててくるだろうし、その一歩上を行きたい。下の階級の選手に負けたら-60kgがしょぼいと思われるし、ここで負けたら全てがパーになってしまう。こんなところで負けていられないし、何が何でも勝たないといけない」と勝利を己に課している。

 またレオナが格闘技でこだわっているもの、それは日常生活では味わえない"スリル"だ。

「格闘技人生は短いもので、僕はそこで超強い選手とやらないと意味がないと思っています。日常生活を送っていて『死ぬかもしれない』と思う経験ってほとんどないじゃないですか。でも格闘技ではそういうスリルを経験出来るんですよね。

 それは普通の人じゃ体験できないものだし、超強い選手と自分の集中力のマックスを引き出せるような試合をしたい。試合はそういう特別な経験が出来るものだと思います。(大雅戦でスリルを見せたい?)そうですね。大雅選手もすごい練習しているだろうし、僕もすごく練習しています。気持ちでもテクニックでも他の試合を超えるものを見せて、その上で僕が勝ちたいと思います」

 現在レオナが掲げている目標はKrushでの王座奪取、そしてK-1で強豪外国人選手と戦うことだ。

「僕としてはKrushのチャンピオンになって、胸を張って堂々とK-1に出たいと思っていました。でもその前にオファーが来たので受けさせていただきました」というレオナは「僕はチャンピオン以外は全員"その他"だと思うんで、誰に勝っても"その他"に勝っただけ。タイトルマッチへのアピールにしかすぎないと思っています。だからこんなところで負けられない」とKrush-60kg王座への思いを熱弁。「K-1には海外の強い選手がめっちゃいるので、気持ちが強い外国人選手と戦って、どれだけ勝負できるかやってみたい」とK-1での野望を語っている。

 誰もが注目を集めるK-1の舞台で、レオナは非日常とスリルを見せることが出来るか?
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