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[ニュース]2016.11.4
左右田泰臣、「一番すげぇのはK-1なんだよ」発言の真意を語る!「K-1ファイターはみんな自信を持って、K-1のリングに上がっている。それを僕が伝えたかった」
    
 11月4日(金)東京・ホテルメトロポリタンエドモントにて、国立代々木競技場第二体育館「K-1 WORLD GP 2016 JAPAN 〜初代フェザー王座決定トーナメント〜」(※-57.5kgから名称変更)の一夜明け会見が行われた。
 3月の−65kg(スーパー・ライト級)日本代表決定トーナメント以来の復帰戦で、ファワド・セディッキに勝利した左右田泰臣。会見では「約1年4カ月ぶりに勝ててホッとしています。応援してくれたみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです」と挨拶し、昨夜の試合を振り返った。

「対戦相手のセディッキ選手はイメージしていたよりも速かったので、1Rは戸惑った部分があってやりづらかったです。今回は蹴ることを意識していて、蹴ることを身体にしみこませることから入って、自然と蹴れるようになりました。

 ただ今まで使っていたボクシング技術を使わないようにして、それが良くも悪くも出てしまったので、これからはそのバランスですね。昨日で26戦目なんですけど、25戦で蹴ったミドルキックの合計よりも、昨日蹴ったミドルキックの数の方が上で、いかに蹴りをサボっていたかが分かりました。そういった意味ではいい経験になりました」

 試合後「格闘技は色々あるけれど、一番すげぇのはK-1なんだよ」とマイクアピールした左右田はその意図を説明。2階級制覇を成し遂げて「K-1最高」と叫んだ武尊とは違う形でも、K-1を背負って戦っているという自負を口にした。

「僕は新生K-1旗揚げ戦から、ずっとK-1に出ていてプライドもあります。昨日、武尊選手がすごい試合しましたが、武尊選手以外にも、K-1に出ている選手はみんな自信を持って、K-1のリングに上がっていると思います。僕は判定勝ちでしたが、K-1は武尊選手だけじゃないということを僕のような選手が言えたことは良かったかなと思います」

 現在、階級が細分化されているK-1だが、左右田は「僕は高校生の頃から65kgでやってきたし、スーパー・ライト級でやり残したこともあるので、この階級にこだわってやっていきたい」と改めてスーパー・ライト級でのベルトを目標に戦っていくと宣言した。
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