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[ニュース]2016.11.22
12・18「Krush.71」-53kg王者・武居由樹、Krush最速の壊し合いでベルトを守る!「僕と隆聖選手なら噛み合って面白い試合になる。僕が-53kgのベルトをかっこよくする」
    
 11月22日(火)東京・竹ノ塚のPOWER OF DREAMにて、12月18日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.71」の[Krush-53kgタイトルマッチ]で挑戦者・隆聖と対戦する王者・武居由樹が公開練習を行った。
 6・12「Krush.66」で初代-53kg王者となり、今回が初防衛戦となる武居。公開練習ではシャドーボクシングとミット打ちを2分1Rずつ行い、古川会長の持つミットにテンポよくパンチ・蹴りを繰り出していった。

 試合まで約1カ月というタイミングでの公開練習で「しっかりと追い込みを始めたわけではないですが、これから徐々に追い込んでいきます。体調はばっちりです」。追い込みが始まると朝・昼・夜の1日3回のハードな練習を行い「練習・ご飯・寝るという感じの毎日です」という。
 前回の防衛戦以降、パワー系のトレーニングを取り入れている武居は「しっかりパワーがついてきたという手応えがあるので、それを試合で見せたい」と攻撃力アップに自信。「僕は何が当たっても倒せるように練習しているので、どの攻撃でも倒すことを目標にしています。(今はどの攻撃に自信がある?)それは試合を楽しみにしていてください」と続けた。

 武居にとって防衛戦という形での試合は初めて。「ベルトを獲ったことで周りからもチャンピオンとして見られるし、自分の気持ちも変わって自信がついた」とベルトを獲ってからの変化を話す武居は「Krushのベルトを獲ってベルトにかっこよくしてもらったんで、今度は僕がこのベルトをかっこよくしたい」と初代王者としてベルトの価値を高めるつもりだ。

 挑戦者の隆聖とは初代-53kg王座決定トーナメント準決勝で対戦しており、この時は武居が2RKO勝利を収めている。

 今回は武居が王者として隆聖の挑戦を受ける図式だが「もう一度、しっかり気持ちを持って勝ちに行きます。初防衛戦は難しいと聞くので気持ちを引き締めて戦います」と気の緩みはない。「初防衛戦なので勝つことも目標」と王座防衛を最低限のハードルとしたうえで「前回よりも早く倒すことが目標」と前回以上の差を見せたいとも語った。
 また今大会はKrushの2016年シリーズの最終戦であり、武居は王者として最後の試合を任された形にもなる。

 武居は「今年のKrushの最後の最後の試合なんでプレッシャーもあります」としながらも「チャンピオンになって自信がついたので、堂々と戦ってみたい。僕と隆聖選手なら噛み合って面白い試合になると思います」と好勝負を誓った。
 2017年、武居が王座防衛の先に見据えるものは「来年の成人式にベルトを持っていくこと」と「インパクトが残る勝ち方をしてK-1に出ること」。

 さらにKrush最軽量級=-53kgの王者として「-53kgは他の階級よりも軽いのでスピード感を見てもらいたい。それに僕はKOで勝つことを絶対の目標にしているので、軽量級の速さとKOを見せるつもりです。僕がKrush最速の壊し合いを見せます」と-53kgの魅力を伝えると宣言した。

 武居は-53kg王者として2016年を締めくくるに相応しい試合でベルトを守ることが出来るか?
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