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[ニュース]2016.12.21
1・15「Krush.72」進化を続ける女子王者KANAが挑戦者メロニー・ヘウヘスをKO宣言!「打ち合うところは打ち合って倒す。最高の2017年をスタートさせます」
    
 12月21日(水)東京・三軒茶屋のK-1ジム・シルバーウルフにて、2017年1月15日(日)東京・後楽園ホール「Krush.71」の[Krush女子タイトルマッチ]で挑戦者メロニー・ヘウヘスと対戦する王者KANAが公開練習を行った。
 9・30「Krush.69」でキル・ビーにKO勝利し、2度目の王座防衛に成功したKANA。次の試合まで3カ月の準備期間があるのは初めてのことで「しっかり練習ができて充実した毎日を送っています。技術・体力、色んな面から全体的に練習をしています」。

 これまではほぼ2カ月間隔で試合が続いたため「試合が終わるとすぐに試合用の調整に入らなければいけなくて、修正しきれない部分が多かった」が、今回は走り込みやフィジカル、そして技術練習に重点を置いて練習を続けてきた。

 KANA自身「今はみっちり練習が詰めているので、持久力も上がったし、スピードも上がっている」と手応えを感じており、公開練習では鋭いパンチに加えてキレのある蹴り技も披露。「攻撃のスピードが上がった分、威力も上がっている」と語った。

 挑戦者のヘウヘスはKrush-70s王者ジョーダン・ピケオーらを擁するオランダの名門Mike's Gymの女子ファイター。KANA曰く「Mike's Gymのスタイルでどんどん前に出てくる。パワーもスピードもあって、今まで戦ってきた相手とは違う。一発が危険な相手」だ。

 過去「試合中に攻撃が効いて記憶が飛んだことはない」というタフなKANAでも「ものすごくパワーがあるかもしれないので、そこを視野に入れながら、相手の攻撃をもらわないように戦わないといけない」とメロニーの強打を警戒し「打ち合うところはしっかり打ち合って、相手の動きを見極めながらKOで倒したい」とKOのイメージを作っている。

 今回の試合はKrush女子王者が初めて後楽園の大トリを務めることになる。KANA単独のポスターが作られるなど注目度も高い。また女子格闘技全体が盛り上がりを見せる中、KANAはKrush王者として立ち技格闘技をけん引する存在になりたいと語る。

「今回は今まで以上に反響が大きくて、たくさんの人が応援に来てくれて、注目度も上がっていると感じます。

 プレッシャーはありますけど、プレッシャーは誇りなんで、それを力に変えています。女子王者として初めて後楽園の最終試合に出ますが、いつも通りのバチバチの試合をして、Krushの2017年をスタートさせたいと思います。

 今、女子格闘技全体が今までになく盛り上がっていると思いますが、私は立ち技格闘技で変えていきたいと思っています。

 女子王者としてKrush史上初の後楽園のメインをやることも通過点だし、これからも誰もやったことがないことに挑戦し続けたい。自分が女子の立ち技格闘技を大きくしていきたいと思います。

 自分の目標はしっかりKOして勝つことなので誰が相手でもKOで倒してベルトを防衛します」

 会見の最後、KANAは「私はたくさんのファンの方のおかげで勝つことができます。Krushの2017年を最高の形でスタートさせて、KANAの2017年もスタートさせます」とメッセージ。

 Krushの歴史を変え続ける女子王者KANAの2017年の初陣に注目だ!

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