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[ニュース]2016.12.22
2・18「Krush.73」第5代-60kg王座決定T準々決勝 郷州征宜が渡辺武に対して完全KO宣言!山本真弘に挑む安保璃紅「今すぐにでも戦いたい」
    
 12月22日(木)大久保にあるGENスポーツパレスにて記者会見が行われ、2017年2月18日(土)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.73」第5代-60kg王座決定トーナメント準々決勝の組み合わせが発表された。
 全16選手参加でスタートし、10月に【開幕戦Round.1】、12月に【開幕戦Round.2】が行われた第5代-60kg王座決定トーナメント。

 準々決勝以降は一回戦の勝者8選手をシャッフルして組み合わせを決める形となり、この日の会見でトーナメントの組み合わせが以下のように発表され、出場選手たちが意気込みを語った。(※高校生の佐野は会見を欠席)

▼第5代-60kg王座決定トーナメント準々決勝
(1)山本真弘VS安保璃紅
(2)郷州征宜VS渡辺武
(3)佐野天馬VS朝久泰央
(4)レオナ・ぺタスVS覇家斗

▼第5代-60kg王座決定トーナメント準決勝
(1)の勝者×(2)の勝者
(3)の勝者×(4)の勝者

▼第5代-60kg王座決定トーナメント決勝

 準々決勝・第1試合は山本真弘VS安保璃紅。一回戦で加藤港を下して復活の狼煙をあげた真弘に、稲石竜弥に勝利してプロ戦績を5戦5勝とした安保が挑む図式の一戦だ。

山本真弘
「前回の試合を反省・修正・改善して次の試合に臨みたいと思います。(一回戦を振り返って)前回は3R・延長も使って色々と試そうと思って戦いました。気持ちの面・メンタル面がよくなったと思うので、これから徐々に動きがよくなると思います。

(安保の一回戦について)同じ日に試合だったのでまだ映像は見ていないので、これから見たいと思います。(安保の印象は)“若い”ですね。ただ若くても子供のころから格闘技をやっているので、基礎はしっかりしていると思います。あとは謙虚な選手なので何も言うことはないです。

(準決勝で対戦したい相手は?)郷州選手はアグレッシブでガンガン来るのでおじさんはやりたくないです(苦笑)。(渡辺と対戦したい?」)今は2月の試合に集中しているので、他の選手のことは言いたくないです。

(ファンへのメッセージは?)2月はもっといい状態の山本真弘を見せられると思うので期待して下さい」

安保璃紅
「一回戦は倒しきれなかった悔しさがあったので、準々決勝に向けて絶対に倒せる武器を作っていきたいと思います。(真弘の一回戦について)試合を見ていたんですけど、ベテランで上手い選手だと思いました。

(2試合連続でキャリアがある選手と戦うことについては?)気持ち的には今すぐにでも戦いたいくらいです。ただ稲石戦でも感じたのですが、キャリアがある選手はどこか違うので、そこをもう一回、一から練習し直して倒せるように頑張ります。

(準決勝で対戦したい相手は?)バチバチの殴り合いをしたいので、郷州選手に勝ち上がって欲しいです。(ファンへのメッセージは?)倒せる安保璃紅を見にきて下さい」

 準々決勝・第2試合では郷州征宜と渡辺武が激突。郷州は一回戦で原田ヨシキをKOで下し、渡辺はK-1出場経験のある明戸仁志との接戦を制しての準々決勝進出だ。

郷州征宜
「前回はパンチに頼りすぎたので、今回は蹴りも含めてしっかりKOで勝ちたいと思います。(渡辺の一回戦について)手数が多い印象がありました。渡辺選手はスピードや手数を売りにしていると思いますが、僕はそこでも負けないですし、パワーでも勝っていると思います。全体的にレベルが上だと思っています。

(一回戦後の会見後で戦いたい相手の一人として名前を挙げた渡辺が相手になって)自分が言ったことを考慮してくれて決めてくれたと思います。こういうことは言ってみるものだと思います。これからもどんどん希望を言っていきたいと思います(笑)。

(準決勝で対戦したい相手は?)山本選手と戦いたいです。山本選手は僕がデビューした頃からトップで戦っていた選手で、憧れもあります。その憧れの選手を倒して決勝までいったらと考えると、想像しただけで楽しいです。あと安保選手は若くてイケメンなので、もし準決勝で戦うことになったら僕の女性ファンをとられそうなのでやりたくないです(笑)。

(ファンへのメッセージは?)僕も渡辺選手と同じで次が25戦目です。僕はずっと-60kgでやってきたのでベルトへの想いは強いです。2月もしっかり倒して、お客さんをたくさん盛り上げたいと思います」

渡辺武
「今年は連敗を脱出して2連勝することができました。ただどちらも判定勝ちだったので、次は久しぶりにKOで勝ちたいと思います。技の精度を上げるように準備して試合に臨みたいと思います。

(郷州の一回戦について)見事なKO勝ちでパンチ力、体の強さ、スタミナは警戒しないといけないと思いました。攻略しがいのある選手だと思います。

(郷州について)僕に勝てると思って、そういう発言があったと思います。普通はここで腹立てると思いますが、僕は気にならないです。ここで腹を立ててしまうと相手のペースになるので、自分のペースで練習して試合をします。

(準決勝で戦いたい相手は?)僕は目の前のことしか考えていません。(ファンへのメッセージは?)僕は次が25戦目で、デビューからずっとKrushで戦ってきました。Krushのベルトへの想いは絶対に負けないので、全力で勝ちにいきます」

 キャリア70戦の真弘と5戦の安保、そして24戦同士の郷州と渡辺。決勝まで勝ち進むのは誰だ!?
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