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[ニュース]2016.12.30
「Krush.72」1.15(日)後楽園大会 石田圭祐、実力の差を見せて結城将人を完全に倒しきる!「自分ほど-55kgで結果を残している選手はいない。-55kgでトップになるという確信がある」
    
 1月15日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.72」の[Krush-55kg Fight]で結城将人と対戦する石田圭祐のインタビューを公開!
――まず2016年は石田選手にとってどんな1年でしたか?

「年内最後の試合(9・30「Krush.69」)で今まで勝てていなかった堀尾(竜司)選手にリベンジができました。Krush-55kgのベルトには手が届きませんでしたが、堀尾選手という越えられなかった壁を越えられたのは、自分の中で大きいかなと思います」

――前回の堀尾選手はどこが勝負の分かれ目だったと思いますか?

「1R・2Rは僕が優勢で試合を運べていて、そのまま行けたらよかったんですけど、3Rに堀尾選手の強さを感じました。勝負の分かれ目と言われると違うかもしれませんが…3Rにもっと僕が上手く試合を展開していたらもっと圧勝していたと思います」

――過去に堀尾選手と戦った時と同様に、後半に堀尾選手に盛り返されて延長に持ち込まれた展開でした。そこで競り勝つことができて、自分の成長を感じることが出来ましたか?

「出来ましたね。前回の堀尾選手との試合の時(2015年6月)は、延長で試合するのが正直、嫌だなっていうのがあったんです。でも今回は延長に入る時、スタミナも残っているし、まだいける!という自信があって、それも結果に繋がったのかなと思いますね」

――石田選手自身、1年前の自分と比べて、どこが変わったと感じていますか?

「基本的なところでスタミナ・パワー・スピードが思いっきり変わったというのは正直ないと思います。ただ心の部分というか、より頭を使って試合ができるようになりましたね。ガムシャラに戦うのではなく、いい意味で考えながら試合が出来るようになりました」

――普段のスパーリングでも頭を使うことを意識するようになりましたか?

「普段のスパーリングもそうですが、普段の生活から意識するようになりました。僕は今まで何も考えないで生活していた所があったんですけど(苦笑)、例えば本を読むことであったり、普段から頭を使うことが試合にも繋がるんだなと実感しています」

――そして2017年の最初の試合で結城将人選手との試合が決まりました。結城選手にはどんな印象を持っていますか?

「タフだなとは思いますけど、別に怖い選手ではないです。正直、差はあると思います。確実に差を見せないといけないし、より良い形で倒して勝たないといけない相手だと思っています」

――-55kgのトップ戦線で戦っている自分が負ける相手ではない、と。

「はい。結城選手はタフで攻撃力もあって、1発の怖さはあると思いますが、苦戦していてはダメだと思います。自分はここで躓いている次元じゃないと思っているので、差を見せて勝たないとダメですね」

――結城選手は完全にKOされた試合はほとんどない選手ですが、だからこそ倒しきりたいですか?

「そうですね。結城選手が江川(優生)選手とやった試合でも、ダウンを喫してから盛り返していたので、後半が粘り強い選手だと思いますね。ここで倒しきることが自分の1つの課題になってくると思うし、自分は倒しきるというテーマを持って戦います」

――石田選手は2017年をどんな1年にしたいですか?

「毎年、毎年言っていることなんですけど、本当にKrush-55kgのベルトを獲らないといけないと思います。正直もう自分はKrush-55kgのベルトを獲れる位置まで来ていると思うので『石田って強いな』ではなくて、ベルトを獲ってチャンピオンという分かりやすい形で、結果を残したいと思います」

――ちなみに堀尾戦と同じ日に行われたKrush-55kgタイトルマッチの王者・寺戸伸近VS挑戦者チャールズ・ボンジョバーニはご覧になりましたか?

「見ました。寺戸選手が1RでKO勝利しましたけど、僕はチャンピオンが勝つと思っていました。ただ正直『あんなもんか』って感じで、僕はチャンピオンは敵じゃないと思っているし、普通に戦えれば勝てると思うので何にも怖くないです」

――2017年4月に第2代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメントの開催も決まっていますが、そこは意識していますか?

「僕は初代-55kg(スーパー・バンタム級)王座決定トーナメントに出場したんですけど、その時はリザーブファイトだったんですね。僕はそこで結果を出したし、4月のトーナメントには出場するものだと思っています。今の自分の実力なら出場しない訳はないと思っているので、確実に出場して自分の名前を知ってもらいたいです」

――今の自分だったら、-55kgでトップに立つ自信や倒す試合でお客さんを沸かせる自信はありますか?

「自信というより確信ですね。そこは誰にも負けないと思っているし、僕ほど結果を残している選手は-55kgにはいないと思うので。2017年の石田圭祐に期待してください」

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