ニュース
[ニュース]2017.1.3
「Krush.72」1.15(日)後楽園大会 堀尾竜司、2017年を駆け抜けるために鈴木優也を乗り越える!「鈴木選手の強さや実力を認めているからこそ全ての面で上回って完封したい」
    
 1月15日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.72」の[Krush-55kg Fight]で鈴木優也と対戦する堀尾竜司のインタビューを公開!
――9・30「Krush.69」では石田圭祐選手に延長戦の末にスプリットの判定負けという結果でした。あの試合を振り返っていただけますか?

「試合は思っていた通りに石田選手がプレッシャーをかけてきて、僕は距離をとって自分のペースを掴もうと思っていました。それでも序盤はプレッシャー負けした感じになっちゃって、終盤はそれを取り返そうと思って必死に戦いました。そこで自分の持っている力以上の力を出せたと思うので、負けたことは悔しいですが、自分にとってはすごくいい経験になった試合だと思います」

――過去の試合と同様に接戦の試合になりました。試合が終わった時点で票が割れるかなとは思いましたか?

「延長戦は正直勝ったと思ったのですが、あとで周りの話を聞いたら『下を向いたのが印象が悪かった』などと言われて、自分自身でも確かにそうだなっていうところはありました」

――2016年は3・20「Krush.64」で寺戸伸近選手に敗れてタイトルを失うなど1勝2敗と負け越した1年でしたが、レベルアップしている手応えもありますか?

「そうですね。だからこそ前回の試合で石田選手に負けたのが悔しいですね。黒星がついたから落ち込んでいるのではなく、強くなってるからこそ負けて悔しいって感じです」

――そして今大会では鈴木優也選手と対戦が決まりました。対戦カード発表会見では「以前から戦ってみたかった」という発言がありましたね。

「実は鈴木選手のことは昔から狙っていたんですよね。鈴木選手は自分がKrushに出始めた頃から-55kg戦線で活躍していて、僕が出ることが出来なかったWILDRUSHリーグにも出場しています。ファイトスタイル的にも何でもできるタイプで、鈴木選手に勝てたらステップアップできるんだろうなぁと思って見ていました。もちろん今でもその気持ちはあるし、鈴木選手は乗り越えるべき壁だと思っています」

――例えば堀尾選手は2013年にWILDRUSHリーグで戦っている選手たちを見て、どう思っていたのですか?

「すごく憧れていたし、自分は下から見ていた感じでしたね。僕はデビュー戦で嶋田(将典)選手にKOされているんですけど、その嶋田選手がWILDRUSHリーグでは全然勝てなくて『自分を1Rで倒した相手が勝てないなんて、WILDRUSHリーグの選手はどれだけ強いんだよ…』や『上には上がいるんだなぁ』と感じていました。そのあとWILDRUSHリーグに出場していた選手とはほとんど戦ったのですが、なぜか鈴木選手とだけは巡り合わせがなくて、戦えなかったんですよね。そういう点でも鈴木選手のことを意識していたし、僕にとっては戦ってみたいと思わせる選手でした」

――鈴木選手はテクニシャンで穴がない選手ですが、倒すイメージは出来ていますか?

「鈴木選手の実力は認めていますが、僕は試合運び、距離の取り方、プレッシャー、戦術、勢い……全てで上回って完封したいですね。何でもできる器用な相手だからこそ、それ以上の器用さを見せて勝ちたいです。あとはKOですね。石田選手との試合ではダウンを一つも取れなかったので、Krushらしい試合をするには、KOを狙っていかなきゃいけないと思います。なので次はKOしたいと思います」

――2016年はベルトを失うなど変化があった年ですが、2017年はどんな1年にしていきたいですか?

「4月にK-1で-55kg(スーパー・バンタム級)のトーナメントがあるので、それに出場して活躍したいです。1月から勢いをつけるためにも、次はKOで勝ってK-1・Krushで活躍できるように勝ちを重ねて駆け抜けていきたいですね」

――4月の第2代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメントのことは意識はしていますか?

「めちゃめちゃ意識しています。前回、石田選手に負けたので、Krushのベルトからは遠ざかったと思うので、今目指しているものは4月のK-1です。なので、1月の試合のモチベーションはほとんど4月のトーナメントにあります」

――堀尾選手2015年1月にK-1に出場しています(戸邊隆馬に判定勝ち)。もう一度、K-1の舞台に立って、輝きたいという気持ちはありますか?

「はい。やっぱりK-1の会場の雰囲気や広さ、そしてファンの歓声の大きさなどは忘れられないですね。またK-1の舞台に立ちたいですし、2017年も堀尾竜司ここにありを見せていきたいです」
トップページへ戻る