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[ニュース]2017.1.6
「K-1 WORLD GP」2.25代々木 瑠輝也、自慢の攻撃力で実績・キャリアの違いをぶっ壊す!「わずかな可能性にかけて、リザーブファイトからライト級のベルト獲りを狙っています」
    
 2017年2月25日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN 〜初代ライト級王座決定トーナメント〜」。トーナメント出場選手インタビュー第6弾はリザーブファイトで水町浩と対戦する瑠輝也だ。
――今回、初代ライト級王座決定トーナメントのリザーブファイトでの参戦が決まりました。最初にオファーを受けた時はどんな心境でしたか?

「正直、僕はトーナメントの本戦に出場したかったですが、本戦には出場できなくて、リザーブファイトのオファーもすぐにはなかったので、トーナメントに絡むのは難しいかも…と思っていました。でもこうしてリザーブファイトに出場が決まったので嬉しかったですね」

――11月の代々木大会ではプレミナリーファイトで東本央貴選手に判定勝利をして、その勢いでトーナメントにも出たいという気持ちでしたか?

「はい。でも今思うと気持ちだけが先走っていましたね(苦笑)。試合内容を見直したら、これ(リザーブファイト)が自分の現状だと思うので、しっかりまた勝って、一個一個(勝ちを)積み重ねていきたいですね」

――今回は2度目のK-1参戦ですが、K-1で戦うことについてはどんな想いがありますか?

「K-1で戦えることが一番嬉しいですね。自分が格闘技で一番出場したいイベントは間違いなくK-1だったので、その舞台の初代王座決定トーナメントのリザーブファイトで戦えることを本当に嬉しく思います」

――瑠輝也選手は空手をやっていた頃から“安保兄弟”として注目されていましたが、格闘技を始めたきっかけは何だったのですか?

「親の影響ですね。親が格闘技を始めるように話を進めていて、気づいたら空手をやっていた感じでした(笑)。その時は空手が好き嫌いなどは全くなくて、家に帰ったら練習みたいな感じで強くなって、空手の世界大会で2位にもなることが出来たんです。それで取材してもらうことも多くて、当時から『将来はK-1に出場したい』と言っていましたね」

――空手やる以外の選択肢はない環境だったのですか?

「もし自分の頭が良かったら選択肢はあったんでしょうけど、頭が悪かったから選択肢がなかったです(笑)」

――瑠輝也選手の格闘技歴はどれくらいになるんですか?

「空手を始めたのが3歳だったので、18年ぐらいになりますね」

――格闘技がない人生は考えられなかったですか?

「格闘技がない人生も考えてみたかったですけど、ほぼ英才教育みたいな感じだったので考えさせてもらえない、みたいな(笑)。途中、数カ月間はグレちゃって、空手の練習に行かない時もあったんですけど、今は好きで格闘技をやっています」

――その中でもK-1への憧れは強かったのですか?

「そうですね。小学校4年生ぐらいの時にブアカーオと魔裟斗さんが試合をやっていて、本当に超かっこいいなと思って見ていました。このまま格闘技を続けるなら、K-1に出たいと思っていたし、K-1への想いは強いと思います」

――プロデビュー当初は関西を拠点に格闘技の活動をされていましたが、今年からHIROYA選手のTRY HARD GYMに所属するようになりました。

「関西を拠点に活動していても関東の試合が多いし、関東にいた方が強くなれるんじゃないかなと思っていました。それで19歳ぐらいから上京することを考えていたのですが、自分の中ではなかなか踏ん切りがつかなくて…。でも行くなら今しかないと思って決断しました。ずっとTRY HARD GYMに行きたいと思っていて、TRY HARD GYMに入って本当によかったです」

――ご家族は東京に行くことに関しては後押ししてくれたんですか?

「そこはもう二つ返事で『行ってこい!』でしたね(笑)」

――ファイトスタイルという部分ではどんな所をアピールしたいですか?

「自分には日本人離れしたリーチ・長さがあると思います。攻撃力についてもジムの人たちから『マジで攻撃力がある!』と言われています。ただ僕の中では、相手を倒し切れていないところがあるので、その攻撃力をもっと活かせるように戦っていければいいなと思っています」

――ずばり自分の持っている力を発揮すれば、この階級でもトップに行く自信はありますか?

「はい。僕が初代ライト級王座決定トーナメントの枠の中に入ったとしたら、誰よりも伸びしろがあると思っています」

――今回、リザーブファイトの対戦相手は水町浩選手に決定しました。水町選手は約50戦のキャリアがあって、すでにキックボクシングのタイトルを獲っている選手ですが、その相手と戦うことをどう捉えていますか?

「今年に入ってから海外でも試合したんですけど、水町選手みたいにキャリア・実績が選手とばかり戦っているので、そこに関しては何も思っていないです。普通に戦って勝つという感じですね」

――今回はリザーブファイトでの出場ですが、どんな試合で自分をアピールしたいですか?

「さっき言ったことと被るんですけど、僕は小学生の時から『夢はK-1に出場すること』と言ってきました。そして今は目標が変わってK-1のベルトを獲ることです。僕はこのリザーブファイトに勝って、わずかな可能性にかけて、リザーブファイトからのベルト獲りを狙っています」

――もしトーナメントの本戦に出場できなくても、大会終わった時に「瑠輝也が出場していたら優勝していたんじゃないか?」と思わせたいですか?

「はい。そう思われるためにも自分自身もっともっと練習します。僕はTRY HARD GYMに入ってから、毎日進化していると思っているので、2月25日までにもっと進化して、さらに進化した自分を見せたいですね」

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