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[ニュース]2016.2.2
上原誠の対戦相手はK-1ジム総本部チームペガサスの訓-NORI-に決定!「日本人相手だったら力の差を見せられる。俺がどれだけ強いか分かると思います」(上原)
    
 2月2日(火) 東京・大久保にあるGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、3月4日(金)国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 〜-65kg日本代表決定トーナメント〜」の追加対戦カードが発表された。
 国内ヘビー級のトップファイターとして活躍してきた上原誠の参戦でいよいよ本格始動するK-1ヘビー級。この日、前田憲作K-1プロデューサーより上原の対戦相手が発表された。上原の対戦相手に選ばれたのはK-1ジム総本部チームペガサスのヘビー級戦士・訓-NORI-だ。会見では前田プロデューサーがカード決定の経緯を説明した。

「新生K-1初参戦の上原選手は立ち技格闘技の日本ヘビー級でトップクラスの実力者です。上原選手のK-1参戦を発表し、国内外の選手を探していたところ、上原選手と戦いたいとアピールしてきたのが訓選手でした。訓選手はK-1ジム総本部で梶原龍児チーフトレーナーの指導を受け、今回のチャンスに燃えています。K-1ヘビー級の未来がかかった一戦にご期待ください」

 上原の相手に抜擢された訓は「今回、新生K-1で初めて行われるヘビー級のスーパーファイトに参戦させてもらうことになり、ワクワクしています。日本でトップの上原選手と戦えるという楽しいイベントがやって来たなと感じています。新生K-1ではまだヘビー級の試合が本格的に行われていないので、いい試合をして盛り上げたいと思います」と挨拶。

 自ら上原の相手に名乗り出た理由を「日本のトップと戦えるチャンスがあったから名乗りを挙げました。ヘビー級のスーパーファイトでやるかやられるかの試合をしてK-1ヘビー級を盛り上げたいと思ったからです」と明かし「ヘビー級は動きが遅い選手が多いけど(上原は)動きが速くてパンチも蹴りも使えて、しかも破壊力もある。でもそういう怖い武器を持っている相手のとやった方が楽しいと思う」と国内トップの上原との対戦に心を躍らせた。

 一方の上原は「ようやく対戦相手が決まって。やっと戦えるなって気持ちです。当日は-65kgのトーナメントやスーパーファイトもありますが、僕が全部持っていくつもりです」と堂々の主役宣言。

 上原にとっては久々の日本人対決となったが「最近はずっと外国人と戦ってきたんで、久々の日本人相手でワクワクしています。日本人相手だったら力の差を見せられるので、俺がどれだけ強いか分かると思います」と格の違いを強調すると「本当は1RでKOしたいけど、すぐに倒したら意味がない。2分くらいかけて、訓選手にとっては怖い時間になると思うけど、じわじわ倒していきたい」と余裕たっぷり。

「1年ちょっと試合を休んでいたけど、ベンチプレスは180kg、スクワットで250kg上がるようになった。50mを6.0〜6.1秒で走れるようになって足も速くなってます。間違いなく身体能力は上がっているんで、それを当日には強いパンチと蹴りに変えて。多分、訓選手はこんなに強い攻撃を食らったことがないと思うんで、それをリングで教えてやろうかなと思います」と日本人離れした攻撃を見せると訓に通告した。

 上原の自信満々の言葉に訓も黙ってはいない。「倒されると思って試合をやるつもりはないし、2分で倒すとか言っている間にこっちがやるよって。試合をすれば結果が出るから、みなさんに楽しみにしてください」と下剋上に闘志を燃やす。

 いよいよ本格スタートとなるK-1ヘビー級。上原が宣言通りの強さを見せつけるか? それとも訓が番狂わせを起こすか?
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