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[ニュース]2017.1.14
「Krush.72」1.15(日)後楽園 女子王者KANA、KO防衛で女子格闘技の新しい扉を開く!挑戦者ヘウヘス「今は試合に向けて気持ちが高ぶっている」
    
 1月14日(土)東京・飯田橋にあるホテルメトロポリタンエドモントにて、東京・後楽園ホールで開催される「Krush.72」の前日計量・記者会見が行われた。
 2017年の開幕戦となる明日の大会を締めくくるのはダブルメインイベント第2試合に組まれた女子タイトルマッチの王者KANAと挑戦者メロニー・ヘウヘスの一戦。

 Krushの歴史の中で女子選手が後楽園大会の最終試合に組まるのは今回が初。まさにKrushの新たな歴史のスタートとなる試合だ。

 両者は計量直後の写真撮影でも視線をそらさずにらみ合うなど、試合前日から激しい火花を散らしていた。

 -70kg王者ジョーダン・ピケオーと同じMike's Gymから初参戦するヘウヘスは「計量を終えてすごく気持ちがいい。気持ちも力もいい状態なので明日の試合が楽しみ」と挨拶。日本での試合こそ初めてだが、アメリカでの試合経験もあることから「時差の影響もないし、準備は万端」と続ける。

 KANAについて聞かれても「初めて目の当たりにしたけど特別な感情はない。試合に向けて気持ちが高ぶっているだけね」とヘウヘス。「タイトルマッチだからどんな形になっても勝つ。明日、Krushに新しい女子チャンピオンが生まれる瞬間をお見せしまよう」と王座交代を断言した。

 一方、王者としてヘウヘスを迎え撃つKANAは「無事勝つための減量も終わって、精神もいい状態に向かっています。明日は女子格闘技の新しい扉を開きます」と堂々宣言。

 計量で見たヘウヘスについて「思っていたよりもデカくもなくてしっかり仕上がっているという印象です」と仕上がりの良さを認めつつ「Krushのベルトは自分しか似合わないし、自分が巻いていないと盛り上がらない。明日しっかりメロニー選手をぶっ倒して、もう一度ベルトを巻きます」と王座防衛に絶対の自信を持っている。

 また女子としてKrush後楽園の最終試合を任されたこともKANAにとっては通過点。「これからは女子の最終試合も普通になるような時代を作っていくだけだと思います」とKrush女子の新たな歴史を作っていくと誓った。

 会見の最後、挑戦者ヘウヘスが「Mike's Gymの2人がチャンピオンになってベルトを持って帰る」と言えば、王者KANAは「勝つのは最低条件なのでバチバチに打ち合ってKOします。KANAの試合で後楽園ホールを揺らします」。

 最後にベルトを巻いているのは王者KANAか? それとも挑戦者ヘウヘスか?

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