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[ニュース]2017.1.16
豪快KOの軍司泰斗、照準は-53kg王者・武居由樹の持つベルト!「K-1甲子園を通じてパワーがついた。今年中に-53kgのベルトを獲りたい」
    
 1月16日(月)東京・大久保にあるGENスポーツパレスにて「Krush.72」の一夜明け会見が行われ、第1試合でKO勝利を収めた軍司泰斗が試合後の心境と今後の目標を語った。
 昨年11月にK-1甲子園2016 -55kg優勝を果たし、今回が久々のKrush参戦となった軍司。「減量がきつくて動けるかなという心配があった」と言うものの、いざ蓋を開けてみると同じ高校生ファイターの笠見玲慈を強烈なボディブローでマットに沈めた。

 会見では「パンチは強かったけど勝てる相手だと思ったので、1R中に倒そうと思いました。セコンドの声が聞こえて左ミドルを蹴ったら嫌がったので、ボディが弱いのかなと思ってボディを攻めたら倒せました」とKO勝利の秘密を語った。

 試合前のコメントでも「今年は武居由樹選手が持っている-53kgのベルトが欲しい」と話していた軍司は「身体も大きくなっているので、今年中に−53kgのベルトを獲りたい」。

 昨年末の武居と隆聖の防衛戦については「先に武居選手がダウンを取られましたけど、3Rに取り返して最後はKOして、さすがだと思った」とする一方「自分もK-1甲子園を通じて全体的にパワーがついた。今の自分はパンチでも攻めていけるのでパンチで攻めていきたい」と語っている。

 会見に同席した宮田充Krushプロデューサーも「第1試合は大事だと思っているのですが、昨日の大会で第1試合は軍司くんと笠見くんの試合しかないと思って決めました。そこで軍司くんは最高のKOを見せてくれたと思います」と軍司のKO劇を高評価。

「甲子園を獲ったこともプラスになっていると思うし、今年どんどん試合をしてほしいと思います。軍司くんは『自分はこうなりたい』や『誰と勝負したい』とコメントしてくれるので僕らはやりやすいです。すぐ次の試合を組みたいし、軍司くんは必ず上に上がってくると思います。注目してほしいです」と軍司がKrush-53kgの注目ファイターの一人になると話した。

 最高の形で2017年のスタートを切った軍司。この勢いに乗ってKrush-53kgのベルトまでたどり着くことができるか?

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