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[ニュース]2017.1.20
「Krush.73」2.18(土)後楽園 松下大紀、-65kg王者になるのは俺しかいない!「王座決定トーナメントのメンバーで自分に勝てる選手はいないと思っている」
    
 2月18日(土)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.73」の[第5代Krush -65kg王座決定トーナメント・準決勝]で小宮由紀博と対戦する松下大紀のインタビューを公開!
――前回の試合(「Krush.69」で和氣光春に1RKO勝ち)で拳の負傷がありましたが、今、拳の状態はいかがですか?

「自分的には完全に治ったと思うんですけど、これからの選手生命も考えて焦らずに練習しているという感じですね(※取材は対戦カード発表会見後)。これから本格的に練習を上げていくし、試合には全く影響ないかなって感じです」

――松下選手としては2連続KO勝利中だったので、試合をしたくてうずうずしていたのではないですか?

「和氣戦はほぼ無傷で勝てたので、個人的には年内にあと1試合ぐらいやりたいって気持ちだったんですけど、さすがに拳を骨折しちゃったんで(苦笑)。まあ自分の殴り方が下手だったと思って、次の練習に活かす原動力になったかなと思います」

――そして今大会では第5代-65kg王座決定トーナメント出場が決まりました。このタイミングでベルトに絡むチャンスが巡ってきたことを松下選手はどのように捉えていますか?

「まさかこんなに早くこのようなチャンスをいただけるとは思っていなかったです。でもここでチャンスを逃したら次はしばらく来ないと思うので、このチャンスを逃さないで(ベルトを)獲れる時に確実に獲っておこうと思います」

――トーナメント準決勝の対戦相手は小宮由紀博選手になりましたが、小宮選手にはどんな印象を持っていますか?

「眞暢選手とやった出場者決定戦を生で見て、強いけど武器があるとは思わなかったですね。ただベテラン選手は若い選手と戦う時に、負けたくない意地や目に見えない強さを発揮したり、いい意味でベテランらしいズル賢い戦い方や駆け引きも使ってくると思うんですよ。試合自体はすぐ終わっちゃうと思うんですけど、そういう所も肌で感じて、自分の成長に繋げたいですね」

――対戦カード発表会見でも「この中で自分に勝てる相手はいない」という発言もありましたが、今回のトーナメントを制する自信はありますか?

「もちろん自信はあります。このトーナメントのメンバーで自分に勝てる選手はいないと思っているし、トーナメントの選手はみんな強いと思いますけど、僕はそれとはレベルが違うと思っているんで。ただ今のK-1のトップで戦っている選手たちはさらにレベルが違うと思うので、そこで戦っていくには、ただ強くなるというよりも、試合で自分のレベルをドンドン上げて行くしかないと思っています。そういうところを含めても、このトーナメントで自分に勝てる選手はいないんじゃないのかなと思います」

――ではここでしっかりKrush-65kgのベルトを獲って、早くトップ戦線の選手たちと戦っていきたいという気持ちですか?

「そうですね。もちろんKrush-65kgのベルトを獲ったからと言って、今ここでいきなりK-1チャンピオン(ゲーオ・ウィラサクレック)と戦わせてくれと言っても勝てると思いません。なので、ちゃんと段階を踏んで成長して、1試合1試合戦っていかないとダメかな、と。そこはコツコツやっていきたいですね」

――松下選手は自分の攻撃力や勢いは-65kgの中でもトップだという自信はありますか?

「自分がトップだとは思わないですけど…とにかく自分は倒せる時に倒しに行っているだけですね。そのうえで倒せる力は他の選手よりはあると思うし、気持ちでも絶対に負けません。試合前に相手とにらみ合っている時から、相手を呑むつもりで戦っているので、そういうところから僕の試合を見ていただければと思っています」

――松下選手は会場が沸く試合を続けていますが、今回のトーナメントでもお客さんを沸かせてベルトを獲りたいですか?

「はい。僕はプロなのでお客さんは沸かせたいですね。そしてあと2回勝てば自分がKrush-65kgのチャンピオンなので、この2試合は死ぬ気で勝ってベルトを獲りに行きます」

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