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[ニュース]2017.1.20
「Krush.74」3.3(金)後楽園 木村"フィリップ"ミノル、-67kg王座へ向けて西川康平をおもちゃ扱い!西川は「1Rから顎を狙って一発で沈めてやる」
    
 1月20日(金)東京・大久保のGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、3月3日(金)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.74」の追加対戦カードが発表された。
 今大会で約2年半ぶりのKrush参戦を果たす木村"フィリップ"ミノルの対戦相手が西川康平に決まった。

 西川はK-1甲子園出身で、昨年のK-1‐65kg日本代表決定トーナメントのリザーブマッチでも勝利している実力者。攻撃力には定評があり、木村との試合はハードパンチャー対決と言っていい一戦だ。

 大晦日に予定していたMMAの試合がキャンセルとなり、木村にとっては試合そのものも約半年ぶり。

 現在はGENスポーツ・アカデミーとウィラサクレック・フェアテックスジムを拠点に練習を続け、今回から「Team Philip/GSA/WSR」の所属として試合をすることになる。

 木村は久々の試合、そして新たな環境での試合に向けて仕上がりの良さをアピールした。

「ずっと大晦日に向けて、いい環境でハードなトレーニングを続けていました。大晦日の試合はなくなってしまいましたが、続行して練習しています。大晦日に試合がなくなって、ため込んできたパワーがあるんで、その分も思いっきり楽しめると思うんで、応援よろしくお願いします」

 昨年は自身初のMMA(総合格闘技)にも挑戦した木村はMMAの経験がK-1・Krushでの戦いにも活きるという手ごたえを掴んでいる。

「今のMMAは立ち技の技術も上がっているので、それを経験できたことが大きかった。また立ち技に戻ってきて、それをどう生かすかワクワクして楽しみです。

 ずっとGSAで総合の練習を見てもらって、それが打撃のスキルアップにもつながっているし、ウィラサクレックでは(2月のK-1参戦を控える)ゴンナパー選手の相手を務めていて、いい感じに仕上がっています」

 また今後はK-1・Krushでの戦いに専念する方向を明かし、-65kgから-67kgへの階級転向を明言。

「Krushには-67kg、K-1には-67.5kgがあって、どちらでもタイトルを獲りたいので、必死に食らいついていきたいですね。今回、ド派手に勝ってKrush-67kgのベルトを獲りにいきたいし、K-1の-67.5kgの戦いにも入って、かき乱していきたい」とK-1・Krushの両イベントでベルトを狙っていくと宣言した。

 一方の西川は「最初オファーが来て、まさか対戦相手が木村選手になると思わなくて、決まった瞬間に興奮しました。木村選手は好きな選手なので試合が楽しみです」と木村との対戦に興奮気味。

 現在、西川は池袋BLUE DOG GYMで練習を続け、今回から「池袋BLUE DOG GYM/超人クラブ」として試合をすることになり「ずっとBLUE DOG GYMで練習していたので、練習環境が変わるわけではないです。3月3日までに必死に練習して、木村選手を倒しに行きます」。

 さらに西川からは「1Rから顎を狙って一発で沈めてやろうと思っています。前回のK-1での試合がKOで倒すといって倒せなかったんで、今回はKrushでKrushらしい勝ち方をしたいと思っています」とKO宣言も飛び出した。

 対する木村も「西川選手はバチバチ殴り合ってくれる選手なので、個人的に好きな試合になると思う。ワクワクが我慢できない」と西川との対戦に胸を躍らせている…と思いきや、その内容は西川とは全く違う。

「俺のワクワクは“噛み合う”とか“殴り合う”じゃなくて、西川選手をおもちゃにしたくてワクワクしている。遊んで遊んで最後は心を折りたい。そういう試合をして、どこかで倒せたらいいなって感じです。そういう軽いノリのワクワクです」と西川をおもちゃ扱いするビッグマウスぶりを見せつけた。

 会見後の写真撮影では自然とフェイス・トゥ・フェイスで睨み合い、互いに一切視線を外さなかった両者。危険な拳を持つ2人の対戦はどんな結末を迎えるか?

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