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[ニュース]2016.2.4
2・5「Krush.63」第2代-58kg王座決定戦に臨む2人は水と油!?神戸翔太「普通にやればベルトは手に入る」VS小澤海斗「闘争心を必死に我慢している」
    
 2月4日(木)東京・大久保にあるGENスポーツパレスにて、東京・後楽園ホールで開催される「Krush.63」の前日計量・記者会見が行われた。
 明日のメインイベントでは第2代-58kg王座をかけて、2度目の王座挑戦となる神戸翔太とWILDRUSH League 2015優勝・小澤海斗が激突。神戸は57.8kg、小澤は58.0kgで計量をクリアし、調印式・記者会見に出席した。

 昨年のWILDRUSHリーグを勝ち抜き、今回のタイトルマッチに駒を進めた小澤は「順調に仕上がっているので、明日は注目よろしくお願いします。モチベーションも上がって調子もばっちりなんで、明日が楽しみです」と絶好調宣言。公開練習では「いつもの数千倍の闘争心で戦う」というコメントも残していたが「我慢しないと今ここで闘争心が爆発しちゃいそうです。だから必死に我慢しています」とすでに臨戦態勢だ。

 さらに小澤はベルトを目の前にして「僕はこのベルトを獲ってからがスタートだと思っているんで。このベルトを獲ってK-1にかち込んでいきたい」と言ってのけると「明日は今まで以上の覚悟とモチベーション、そして闘争心を出し切って勝ちに行きたい」とファンにメッセージを送った。

 一方の神戸は「いつも以上に必死こいてやってきたんで、明日の結果が楽しみです。普通にやればベルトは手に入ると思っているんで、欲を出さずにやっていこうと思います」と落ち着いた口調ながら自信たっぷり。小澤が公開練習で「神戸選手はパンチの打ち分け以外は下の中」と揶揄したことを伝え聞くと「そういうことを言うのは本物とやっていないから。明日は本物の違いを見せたいと思う」と格の違いを強調する。

 さらに神戸は「年末から格闘技の注目度も上がっていると思います。このタイミングでタイトルマッチが出来るのはチャンスだと思っているので、しっかり勝ってこの流れに乗っていきたい」とチャンピオンとしての青写真を描くと「Krushは毎回タイトルマッチが盛り上がっているので、自分も周りが手の届かないような試合を見せたい」とタイトルマッチに相応しい試合を見せると誓った。

 平常心で言葉を続けた神戸と闘争心を必死に抑えていた小澤。対照的な会見となったが、明日の王座決定戦は果たしてどんな試合と結末になるのか?
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