ニュース
[ニュース]2017.1.24
「Krush.73」2.18(土)後楽園 -67kg王者・塚越仁志、Krush魂で挑戦者モハン・ドラゴンを倒す!「Krushのベルトはパッと出てきて獲れるようなベルトじゃない」
    
 1月24日(火)東京・三軒茶屋のK-1ジム・シルバーウルフにて、2月18日(土)東京・後楽園ホール「Krush.73」の[Krush-67kgタイトルマッチ]で挑戦者モハン・ドラゴンと対戦する王者・塚越仁志が公開練習を行った。
 1月24日(火)東京・三軒茶屋のK-1ジム・シルバーウルフにて、2月18日(土)東京・後楽園ホール「Krush.73」の[Krush-67kgタイトルマッチ]で挑戦者モハン・ドラゴンと対戦する王者・塚越仁志が公開練習を行った。

 昨年11月の「Krush.70」で渡部太基との死闘を制して、第5代Krush-67kg王座についた塚越。

 モハンとの初防衛戦に向けた公開練習として、シャドーボクシングとミット打ちを2分1Rずつ披露し「体調はすごくいいです。これから疲労が来る感じだと思いますが、今は充実した練習が出来ています」と仕上がりは順調だ。

 タイトルを獲ってから約2カ月、塚越は「ベルトを獲ったのは自分がやってきたことの証明。それは今まで自分がやってきたことが間違っていないということなので、練習にも高い意識で取り組むことができた」。

 挑戦者のモハンは一撃必殺の強烈な拳を持つハードパンチャーで、塚越も「一言でいうと危険。乗せたらやばい相手。一発でもパンチをもらってしまったら、勢いで持っていかれる危険性がある」と警戒している。

 その一方で「逆に言えばそういう展開にならなければいい。相手に勢いを出させないように、1Rからしっかり自分のペースで戦いたい」と攻略のイメージは出来ている。

 そのために必要なものは「自分を貫く」こと。塚越は最近の試合で自分を貫くことの必要性を実感していると続けた。

「僕は相手によって戦い方を変えて、上手くやるタイプじゃない。完全な対策を立てるというよりも『これを気を付けよう』というくらいに考えて、あとは今やっていることや自分を高めることを意識しています。

 その上で一番は今やっていることを貫く。それでベルトを守ることが一番だと思っています。理想は完封して倒すことだし、余計なダウンもしたくないし打たれたくない(苦笑)。僕は試合中に気持ちを抑えきれないことが多かったのですが、最近では相手の攻撃をもらっても崩れずに、自分を貫き通すことが出来るようになりました。

 それに僕が自分を貫ければお客さんも喜ぶ試合になると思うし、今までもそうやってお客さんが沸いてくれました。なので僕は自分がやってきことを信じてやるだけだと思います」

 初めての防衛戦で「すごくプレッシャーを感じています」という塚越。しかし「Krushでタイトルを獲ってK-1に出たい」と公言するモハンを「はっきり言って面白くない」とバッサリ切り捨てる。

「僕は試合が終わったらどうなってもいいという気持ちでタイトルに挑戦しました。僕がそうだったように挑戦者はそのくらい気持ちでいかないと勝てないものだと思います。

 ただ僕はずっとKrushでやってきて、Krushのベルトが欲しかったから、そういう気持ちで戦うことができましたが、急に来たモハン選手(※モハンは次でKrush2戦目)がそういう気持ちになっているのか分からないし、絶対にベルトを獲られたくないです。

 僕は本当にKrushのベルトが欲しいという気持ちでベルトを獲ったから、Krushのベルトに想い入れがあります。いきなりパッと出てきて獲れるようなベルトじゃないということを試合で分からせます」

「Krush.74」3.3(金)後楽園大会には木村"フィリップ"ミノルが参戦。「今年はKrush-67kgのベルトを獲りたい」と宣言しており、王者・塚越にとっては新たな敵が現れたことになる。

 塚越は「今は目の前のことしか考えていません」としつつ「ベルトを獲ってから、どんなやつでも挑戦してきてくれという気持ちがあるので来るなら来い思います」と王者として迎え撃つ構えだ。

 さらに「僕は勝ったり負けたりの選手だけど、ベルトという自分がやってきたことの証明を手に入れました。それは絶対に誰にも渡したくないし、2017年はベルトを持ち続けます」とこれからもKrush王者として居続けると宣言した。

 最後に塚越は「2月18日、試合を見てもらえば分かると思います。絶対にベルトを渡さないという気持ちをしっかり試合で表現します、以上!」とファンにメッセージ。激闘の系譜を受け継ぐKrush-67kgのベルトを死守することができるか?

トップページへ戻る