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[ニュース]2017.2.2
「Krush.75」4.2(日)後楽園 挑戦者・紅絹、女子王者ヘウヘス撃破でKANAにリベンジだ!「私に有利なところはいっぱいある。ベルトはKANA選手を呼び出す切符です」
    
 2月2日(木)東京・大久保のGSPメディアセンターにて、4月2日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.75」の第一弾対戦カードが発表された。
「Krush.72」1.15後楽園でKANAに勝利し、第3代女子王者となったメロニー・ヘウへスが早くも初防衛戦。第2代女子王座決定戦でKANAと大接戦を演じた紅絹の挑戦を受けることになった。

 このタイトルマッチについて宮田充Krushプロデューサーは「ヘウヘス選手がタイトルを獲った直後、次のタイトルマッチは誰がいいんだろう?と考えた時に思いついたのが紅絹選手でした。KANA選手とは違う強さを持った紅絹選手が次の挑戦者にいいと思い、オファーをさせていただきました」と説明した。

 続いて司会者より王者ヘウヘスのコメントが読み上げられた。

「こうしてすぐに防衛戦を組んでもらい、自分のパフォーマンスをまた日本のファンに見てもらえることがうれしい」と初防衛戦が決まった喜びを語るヘウヘスは「挑戦者の紅絹はトリッキーなスタイルだけど、リングで私と対峙すれば、私の強さを思い知ることになると思う」と紅絹を一刀両断。

 そして「私はKrush女子王者としてベルトを防衛し、女子のレベルと地位を上げていきたい。そのためにも私が女子の試合でガンガンノックアウトを見せていくわ」とKO防衛を高らかに宣言した。

 ヘウヘスの挨拶を受けて、挑戦者・紅絹が挨拶。ヘウヘスの実力を認めながらも「私に有利な部分もいっぱいいある」とヘウヘス攻略に自信をのぞかせた。

「今回、タイトルマッチを組んでいただけて大変うれしいです。『Krush.72』はインフルエンザで寝込んでいて会場で見れなかったんですけど、生放送で試合を見ていて、ヘウヘス選手がジャブでダウンを取る素晴らしい戦いぶりは見ていました。

(ヘウヘスは)とてもバランスが良くて、ジャブでダウンを取れるというのはストレートでも倒せるということだし、蹴りでも倒せるのだと思います。試合をしたら大変身体が痛いと思いますけど(苦笑)、そこは踏ん張ってやろうと思います。

 ただ正直(ヘウヘスにとって)私はKANA選手よりもやりづらいと思っています。初対決だったら私に有利ないっぱいあるんで、そのあたりを楽しみにしていただければと思います」

 紅絹と言えば変幻自在のトリッキーなファイトスタイルを持ち味にしている。「ガツンとぶつかって勝てるとは思っていません。でも私がやるべきことは決まっています」と正面衝突ではなく、様々な動き・フェイントを織り交ぜてヘウヘスをかく乱するつもりだ。

 また紅絹が三堀“SMILE”美弥子に判定勝利した昨年9月の「Krush.69」で解説を務めた小比類巻貴之のコメントにも耳を傾け「あの試合の解説で小比類巻さんがすばらしいアドバイスをくださったので、それを参考にして色々と変えてやっています。1年前にKANA選手と王座決定戦を争った頃の私とは全く違うと思います」と進化を遂げている。

 今回は海外に流出した女子王座を日本に取り戻すというテーマもあり、紅絹自身も「私に託されたという感じではとらえてないんですけど、ベルトは日本にあった方が都合がいいじゃないですか。私がベルトを獲っていい待遇をしてもらおうかなと思います」とニヤリ。

 さらに「チャンピオンになったらKANAの挑戦を受ける? もちろん。Krushでやられた分はやりかえさないといけない。ベルトはKANA選手を呼び出すための切符だと思うので、それ(※王座奪取とKANAへのリベンジ)はセットだと思ってもらって構わないです」とKANAへのリベンジにも燃えている。

「ヘウヘス選手が強すぎて私がどうボコられるか?と思っている人もいるかもしれないですが、私は3Rでも4Rでも走り回れるスタミナを作ってくるので大丈夫です。

 期待されるといい動きができないので、いつも通り期待せずに見てもらえればうれしいです(笑)。そんな会場で会場、そして生中継で私の試合を見てください」。会見の最後をそんなメッセージで締めくくった紅絹。ヘウヘスから女子王者のベルトを取り戻すことができるか!?
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