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[ニュース]2017.2.2
「Krush.75」4.2(日)後楽園 -58kg戦線激化!マムーディと西京春馬が1年越しに激突!「Krushで小澤、K-1で武尊を倒す」(マムーディ)VS「何もさせずに勝ってタイトル戦につなげる」(西京)
    
 2月2日(木)東京・大久保のGSPメディアセンターにて、4月2日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.75」の第一弾対戦カードが発表された。

 K-1甲子園2015 -55kg王者の西京春馬が‐58kgに階級を上げて参戦。昨年11月の初代K-1フェザー級王座決定トーナメントでベスト4進出を果たしたエリアス・マムーディを迎え撃つ。

 西京とマムーディは昨年3月に一度対戦が決まっていたことがあり(※マムーディの負傷で消滅)、今回は約1年越しに対戦が実現することになる。

 会見ではマムーディのKrush参戦に向けたコメントが読み上げられ、マムーディはK-1・Krushの2冠王という野望を掲げた。

エリアス・マムーディ
「再び日本で戦うチャンスをもらえてうれしい。前回は不完全燃焼に終わったので、4月は100%の自分を見せたい対戦相手の西京春馬は秒殺KOが多いそうだが、格闘技は数学や化学のように数字で決まるものではない。

 これから僕は日本を主戦場に戦いたいと思っている。そして僕の目標は2つある。1つは小澤海斗の持つKrush-58kgのベルトを獲ること。そしてKrush王者として、K-1フェザー級王者の武尊のベルトを獲ること。K-1・Krushの統一王者になることだ」

 一方、今回から本格的に階級を-58kgに上げることになった西京は「昨年末の中国遠征から-58kgに階級を上げて、2戦目でエリアス選手と試合を組んでいただけて感謝しています」と挨拶。

 約1年越しに対戦が実現するマムーディについては「僕が事前に見ていた映像とK-1で試合を見た時のイメージが違っていた。映像で見るよりも実際に見た方が強かった」と分析。

「手足が長くてやりづらそうだし、顔面へのヒザ蹴りと打ち下ろしのストレートには警戒しています。最初は勢いよく攻めてくるので、それに耐えて勢い負けしないようにしっかり練習したい」と攻略法は見えている。

「K-1・Krushの統一王者になる」と宣言するつマムーディに対し、西京も「日本では-58kgに上げて最初の試合で強敵ですが、ここで負けていたらしょうがない。何もさせずに勝って一歩でも早くタイトル戦につなげたい」とマムーディ戦を足掛かりにKrush-58kg王座への挑戦を見据えている。

 同席した宮田充Krushプロデューサーは「マムーディ選手はK-1のトーナメントで敗れはしたものの、Krush-58kg王者の小澤選手といい試合をしています。ここで西京選手がいい勝ちっぷりを見せたら、『Krush.74』3.3(金)後楽園のタイトルマッチ=小澤海斗vsユン・チーの勝者に挑む資格はある」と明言。

「小澤vsとユン・チー、マムーディvs西京はつながっていると思うので楽しみしています」と今後の-58kg戦線について話した。

 この宮田プロデューサーの言葉を受け、西京も「小澤選手と戦った方が話題性はあると思うけど、個人的にはユン・チー選手と試合をしてみたい。早ければ年内にもタイトルに挑戦したい」と目をぎらつかせた。

 王者・小澤を中心に、タイトル挑戦が決まっているユン・チー、K-1から参戦するマムーディ、階級を上げる西京と激化の一途をたどる-58kg戦線。これから激戦が続いていくことになりそうだ。

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