ニュース
[ニュース]2017.2.2
「Krush.74」3.3(金)後楽園 決着戦を制するのは中島弘貴か?山崎陽一か?「実力差をはっきり見せる」(中島)VS「完全決着をつけたい」(山崎)
    
 2月2日(木)東京・大久保のGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、3月3日(金)東京・後楽園ホール「Krush.74」で対戦する中島弘貴と山崎陽一が意気込みを語った。

 両者は過去に2度の対戦経験があり、2013年8月の初対決では山崎が判定勝利。2015年4月の2度目の対決=-70kg王座決定戦では中島が判定勝利を収めており、今回が決着戦となる。会見には両者が揃って出席し、試合への意気込みを語った。

中島弘貴
「今回は自分が目標にしているK-1のベルトに向けてのステップアップの試合だと思います。山崎選手はパンチがある選手なのでで70kgらしい迫力ある試合を見せたいと思います。山崎選手とは2回やってどちらも接戦だったんですけど、今の自分は攻撃力も上がっているし、イメージもできているので問題ないと思います。

(相手の印象は?)パンチは日本人の中で強い一発があると思っているんですけど、ここで負けているようではK-1のタイトルを獲れないと思うので実力差をはっきり見せられる試合をしたいと思います」

山崎陽一
「自分も目指しているところはKrushやK-1でベルトを獲ること、そして外国人選手に勝つことです。

(相手の印象は?)2年前、王座決定戦でやった時に中島選手の上手さを感じました。それまでパンチでガンガン行くスタイルだったのが全部できる、バランスが良いいイメージになったと思います。中島選手とは3度目の対決で、1勝1敗なので完全決着をつけたいと思います。

 12月の試合(※藤村大輔に判定負け)では、一番大事な気持ちの部分を藤村選手に思い出させてもらいました。昔の自分も藤村選手のような感じで『上の選手を食ってやろう』や『他で負けていても気持ちだけでは絶対に負けない』と思ってやっていて、その気持ちを再確認できました。そこを一番大事にして次にぶつけたいと思っています」

 Krush-70kgでは王者ジョーダン・ピケオーが圧倒的な強さで防衛を重ね、K-1スーパー・ウェルター級でも日本人が外国人に勝てない現状が続いている。中島・山崎どちらもこの試合で勝利して、VS外国選手につなげるという目標を掲げた。

中島弘貴
「マラット・グレゴリアンがK-1のベルトを返上したんで、今年はK-1のベルトを狙っていきたいという気持ちがあります。外国人に勝つには日本人に手こずっていられないので、すべての面で実力差を見せられるように仕上げていきたいです」

山崎陽一
「自分の武器はパンチなので、そこを期待して欲しいですが、それだけでは勝てないので、それを当てるためにすべての面でレベルアップして試合をしたいと思います。

 -70kgに弱い相手はいないので、目の前の相手をしっかりKOもしくは実力を分かるような差をつけて勝つ。そうしないとピケオーまで辿り着けないと思うので、それを一試合一試合見せて、もう一度ピケオーの前に立って勝ちたいと思います」

 会見の最後に両者は「殴って殴って殴りまくるか。何もさせずに勝つ試合になるか。どちらにせよ間違いない試合になる」(中島)、「-70kgの迫力と面白さ。どちらが倒れるような試合を見せられると思う」(山崎)とファンにメッセージ。

 決着戦を制して飛躍のチャンスを掴むのは中島か? 山崎か?

 なお昨年12月のKrush後楽園大会で山崎に勝利した藤村大輔は3月・4月に試合が計画されていたが負傷のためスライド。5月頃を目途に復帰戦が組まれる見込みだ。

トップページへ戻る