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[ニュース]2017.2.11
「K-1 WORLD GP」2.25(土)代々木 佐々木大蔵、K-1で格闘家として第2章の幕を開ける!「ウェイ・ルイに勝つイメージはできている。ルイと戦うことが楽しみです」
    
 2月11日(土)神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて、2月25日(土)国立代々木競技場第二体育館「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN 〜初代ライト級王座決定トーナメント〜」一回戦でウェイ・ルイと対戦する佐々木大蔵が公開練習を行った。
 第4代Krush-63kg王者として、初代K-1ライト級王座決定トーナメントに挑む佐々木。

 公開練習ではシャドーボクシングと軽快なパンチのミット打ちを披露し「追い込みが残り一週間、いつも疲れもピークが来る時期で、今も(疲れのピークが)来ています。でも今回K-1という舞台に立つことになり、応援に来てくれる人も増えて、激励の言葉をいただいていい練習ができています」と最後の追い込みに備えている。

 佐々木にとって1日3試合のワンデートーナメントは初めて。

「トーナメントの経験はないですが、チームメイトがトーナメントを経験している姿を見ているので過酷さは感じています」としつつ「実際に体験して思うこともあるだろうし、やってみないことには何も始まらない。特にワンデートーナメント対策は練っていません。それよりもまずは一回戦に向けて準備しています」と続ける。

 その一回戦で対戦するウェイ・ルイは成長著しい中国立ち技格闘技界においてライト級最強と目されている強豪。格闘技ファンの間でもルイを優勝候補に推す声も多い。

 そのルイについて佐々木は「テクニックがある選手。どの選手に対しても対応できる柔軟な選手だと思います」。

 昨年6月に佐々木と同門の林健太がルイと対戦し、佐々木自身も2014年に中国人ファイターと対戦経験があり「(林から)骨が硬かったという話を聞きました。僕も中国人選手と戦った時に骨の硬さや握手した時に手の分厚さを感じたので、そういう強さを持っている選手であることは間違いないと思います」とルイの“拳”にも警戒している。 

 ルイが強豪であることは間違いないが「勝つイメージはもちろん出来ています」と断言。「やってみないと分からないですが、自分自身ルイと戦うのが楽しみです」と佐々木に気負いはない。

 同じトーナメントには同門の卜部功也もエントリーしており、決勝で対戦する可能性もあるため「同じ場所で練習はしていますが、スパーリングなどの対人練習は一切やっていません」。

 しかし同じ頂点を目指すもの同士、「隣で功也が練習で追い込んでいる姿を見て、自分も励まされるというか刺激をもらっています。功也がいることで自分がトーナメントに向けてレベルアップしていることは間違いないです」と相乗効果で成長につながっている。

 佐々木は昨年10月にKrush-63kg王座の防衛にも成功し、現在5連勝と格闘家として一つのピークを迎えている。

「K-1でライト級王座決定トーナメントが開催されると聞いた時、僕はKrushのチャンピオンとしてトーナメントに出ると決めていました。なのでそれは成し遂げられたことの一つです」とKrush王者としてK-1のリングに立つ喜びを語りつつ「でもまだ僕はスタートラインに立ったにすぎない。ここから佐々木大蔵の第二章を作っていくのは自分自身だと思うので、現状には満足していません」と新たな戦いの幕開けだと位置づけている。

 会見の最後に佐々木は「初代K-1ライト級王者になる佐々木大蔵です。大会当日はその雄姿を見に来てください」と力強くメッセージ。2017年2月25日、その言葉は現実のものとなるか?
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