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[ニュース]2015.11.8
メインイベントは王者ゲーオ×挑戦者・木村の-65kgタイトルマッチ!スカイツリーで「K-1 WORLD GP 2015」11.21代々木決戦・大決起集会
    
 11月8日(日)J:COM Wonder Studio 東京スカイツリータウンR・ソラマチイーストヤード5Fにて、約2週間後に迫った「K-1 WORLD GP 2015 〜THE CHAMPIONSHIP〜」東京・国立代々木競技場第二体育館大会に向けた公開イベント「GAORA SPORTS presents『K-1 WORLD GP 2015』11.21代々木決戦・大決起集会!」が行われた。
 このイベントはタイトルの通り、11・21代々木大会に出場する主要ファイターたちが、前田憲作K-1プロデューサーやK-1公式サポーターを務める関根勤さんらと共に、決戦に向けて熱いトークを展開。イベント内では選手の登場に合わせて試合順も発表され、イベントにはのべ1600人を超えるファンが集まった。

 イベントの冒頭ではまず前田プロデューサーがプレミナリ―ファイトの試合順を発表し、本戦第1試合・第2試合がK-1甲子園決勝になることが告げられた(第1試合=西京春馬×椿原龍矢、第2試合=篠原悠人×近藤拳成)。

 そしてここから続々と選手が登場し、最初に姿を見せたのは第3試合でマサロ・グランダーと対戦する平本蓮。9・22後楽園大会のメインイベントで木村"フィリップ"ミノルと熱戦を繰り広げた平本は「タイトルマッチ以外で面白い試合が出来るのは僕しかいない。マサロ選手とやった時の木村選手より、僕の方が強いと思うので自信があります」と必勝宣言。平本はミット打ちも披露し、スピーディなコンビネーションとキレのあるパンチと蹴りを繰り出して、イベントを盛り上げた。
 続く第4試合は島野浩太朗×大沢文也、第5試合は大雅×レオナ・ぺタスと-60kg FIGHTが並んだ。パンチャー対決として注目される島野と大沢は、それぞれ「殴られてもいいから殴りにいく。全力でぶつかります」(島野)、「浩太朗のパンチが当たるか? 俺がカウンターを決めるか? を見て下さい」(大沢)とファイトスタイル同様に対照的なコメント。

 -55kgから階級を上げての参戦となる大雅は「-55kgから階級を上げてパワーもスピードも上がっています。思いっきりKOを狙いに行く」とKOを予告し、やや緊張気味だったレオナも「今日は緊張してますけど、試合ではしゃべりの100倍面白い試合をします!」と語った。

 そして第6試合は中島弘貴がエメリヤーエンコ・ヒョードル推薦選手ドミトリー・グラフォフを迎え撃つ一戦、第7試合は左右田泰臣×野杁正明の夢の日本人対決となった。

 中島はスケジュールの都合で欠席となったが、左右田と野杁が揃って登場。昨日公開練習を行ったばかりの左右田は「"ホンモノ"路線の野杁選手と戦えることでワクワクしている。4大タイトルマッチとは違う色を出したい」、野杁も「日本人で戦う相手は左右田選手しかいない。2人にしか出来ない雰囲気と試合を見せたい」と呼応し、言葉を違えどハイレベルな試合を誓い合った。
 いよいよここからは4大タイトルマッチの試合順発表となり、関根さんもイベントに参加。第8試合として4大タイトルマッチのスタートを切ることになったのは王者・武尊×挑戦者チャールズ・ボンジョバーニの-55kgタイトルマッチだ。

 抜群の攻撃力と高いKO率で火付け役としての力を買われ、先陣を切る形の武尊は「試合順を聞いた時はてムカつきました」と複雑な心境を明かしつつ「それ(=火付け役として力が変われた)は僕も思っていることです。メインには負けたくないし、武尊をメインにしておけばよかったと思わせる試合をします。僕が全試合の中で一番面白い試合をして勝利のバク宙を見せます」と言い放った。
 第9試合は兄弟対決として注目を集める-60kgタイトルマッチ 王者・卜部功也×挑戦者・卜部弘嵩。試合が決まってから会話するどころか目も合わせていないという両者は別々での登場となり、緊張感を漂わせる。

 先に登場した挑戦者・弘嵩が「試合が決まってワクワクしています。どんな技でもいいけど、とにかく最後はKOする。タイトルマッチで兄貴の強さを見せる」と気迫十分に語れば、王者・功也も「試合が決まってから2週間くらい眠れない日々が続いたけど、もう気持ちは吹っ切れた。K-1史上初の兄弟対決によるタイトルマッチだけど、兄弟対決はこれがラストだと思います。周りの選手を見ても(弘嵩が)抜けていると思うけど、僕は絶対にこのベルトを譲らない」とキッパリ。互いに対抗心を燃やした。

 セミファイナル(第10試合)は-70kgタイトルマッチ 王者マラット・グレゴリアン×挑戦者サニー・ダルベックに決定。ここではK-1ガールズ5名がグレゴリアン派とダルベック派に分かれて、前田プロデューサーや関根さんと共に両選手の魅力を語った。
 そしてメインイベント(第11試合)として、最後に登場したのは-65kg王者ゲーオ・フェアテックスに挑む木村"フィリップ"ミノルだ。踊りながら登場してノリノリの木村は「超楽しくてクレイジーな試合をして、俺が盛り上げ散らしますよ」、「俺以外は詰まらない試合ばっかりになるだろうから、俺がメインでやらなきゃダメ」などビッグマウスを連発。「俺がベルトを獲らないと始まらない。俺が時代を動かす」と王座奪取をファンに約束した。

 最後はイベント出演者で集合写真を撮影。いよいよ試合順もすべて発表され、2週間後の決戦まで待ったなしだ!
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