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[ニュース]2017.2.17
「Krush.73」2.18(土)後楽園 -65kg王座決定T準決勝出場選手が火花!無敗の松下が自分以外を前座扱い、小宮は静かに闘志、篠原「自分が一番華がある」VS中澤「スカーン!とぶっ倒す」
    
 2月17日(金)東京・大久保にあるGSPメディアセンターにて、東京・後楽園ホールで開催される「Krush.73」の前日計量・記者会見が行われた。
 現在、空位になっている第5代Krush-65kg王座決定トーナメントが明日から開幕。準決勝として小宮由紀博vs松下大紀と中澤純vs篠原悠人が行われ、その勝者が「Krush.75」4.2(日)後楽園でベルトをかけて対戦する。

 プロ戦績7戦6勝(4KO)1分と無敗のままトーナメントに駒を進めた松下は「自分のファイトスタイルはガンガン行くスタイルなので、みんなそれしかできないと思っているかもしれないけど、明日はそれだけじゃないところも見せたいと思います」と不敵なコメント。

 セミファイナルに抜擢されたことについても「いつも自分は最初の方でばっかり試合をしてきたんでで、自分でも出世したなと思う。僕はセミファイナルを盛り上げるんで、自分より前の選手たちは退屈な試合をしないで、お客さんを帰らせない試合をしてください」と大胆不敵に言い放った。

 一方、今回がキャリア57戦の小宮は「体調がすごくいいので明日が楽しみです。やるべきことをやってきたと思うので、それを試合で出したいと思います」とベテランらしく落ち着いて挨拶。

 試合順について聞かれても、松下とは対照的に「Krushに出る以上、第1試合でもメインイベントでも関係ない。どんな試合順でも僕はメインのつもりで盛り上げたい」と続けた。

 もう一つの準決勝で対戦する篠原と中澤はどちらも「楽に体重を落とせて体調もいいので、明日の試合が楽しみです」(篠原)、「僕も楽に体重が落ちました。明日の試合が楽しみです」(中澤)と好調をアピールする。

 試合までの対策については「相手のペースに巻き来れないように、自分のペースを貫く練習をしてきました」と我が道を行く篠原に対し、中澤は「同じK-1甲子園出身で、パンチの打ち方が似ている横山巧君とスパーリングをやってきました」と仮想・篠原対策も万全。これが試合にどう出るのかも気になるところだ。

 -65kg(※K-1ではスーパー・ライト級)は日本人選手の層も厚く、K-1・Krushの黄金階級と言える激戦区。松下と篠原はが先日のK-1さいたまスーパーアリーナ開催発表会見に出席したこともあり、4選手ともKrush王者の先にK-1参戦を見据えるコメントを残した。

篠原悠人
「K-1が(さいたまという)デカい会場で大会をやることになって、Krush-65kgのベルトは自分が上がっていく過程で必要なものです。ここで勝って4月にベルトを巻きます。この4人のメンバー中やったら自分が一番華があるので、僕がベルトを獲った方が面白い。明日勝ってチャンピオンになります」

中澤純
「Krushのベルトは自分の人生のステップアップために当たり前に獲ります。K-1参戦はもちろん、これからの人生で勝つための武器になるものです。(篠原の「一番華がある」に対して)明日は一番華がある選手をスカーン!とぶっ倒すんで楽しみにしていてください」

松下大紀
「自分もK-1さいたま大会に出たいし、Krushのベルトを獲れば確実に出れると思っています。明日は絶対に面白し試合をするので、最後まで残って見ていってください」

小宮由紀博
「KrushのベルトはK-1に出るために必要な切符だと思うので、必ず獲りたいと思います。松下選手は勢いのある選手ですがしっかりぶっ倒して勝ちます」

 4月の決勝戦に駒を進めるのは誰だ!?
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