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[ニュース]2017.2.20
「Krush.74」3.3(金)後楽園 明戸仁志、プロ無敗の新鋭・横山巧を倒して‐60kgのベルトに近づく!「自分が上に行くことしか考えていない」
    
 3月3日(金)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.74」の[Krush -60kg次期挑戦者決定トーナメント・一回戦]で横山巧と対戦する明戸仁志のインタビューを公開!
――Krush-60kg王座決定トーナメント一回戦の渡辺武戦は負傷判定での敗戦という悔しい結果でした。明戸選手はあの敗戦をどのように捉えられていますか?

「試合が判定になって、自分では勝ったと思っていたらドローで延長になってしまって。延長で負傷判定になった時も勝ったと思ったんですけど負けちゃって…。正直『あれ?』とは思いました。自分の中では勝ったと思ったんで。実際にジャッジの結果も割れていたんですけど、ジャッジの判定が正しいわけだし、試合内容も自分の良い所を出せなくて終わったのは確かです。試合そのものもあまり噛み合っていなかったし、本当に悔しい一戦でした」

――今回の次期挑戦者決定トーナメントに向けて、どんなことを意識して練習していますか?

「フィジカルをガッチリ鍛えていますね。今までウエイトトレーニングは、ほとんどやったことがなかったんですが、ちゃんとパーソナルトレーニングを受けてフィジカルをしっかり鍛えています。10月の試合が終わって次の試合が3月で、結構期間があるので、逆にチャンスと言ったら変ですけど、しっかり身体を作ろうと思ってフィジカルトレーニングをやっています」

――昨年はコンスタントに試合が続いていましたし、特にフィジカルを鍛えなくても他の部分でカバーできていたのでしょうか?

「そうですね。自分は子供の頃から鍛えていたし、小学校から部活も運動部で、元自衛官だったのでその頃の貯金があったんですよ。格闘技始めた当初はフィジカルも鍛えていましたけど、23歳で一度引退してから、全くフィジカルトレーニングをやっていなかったんです。だから7年ぐらい全くフィジカルトレーニングをやっていなくて。でもさすがに『ちょっとこれはダメだな』と思って、フィジカルトレーニングを再開しました」

――フィジカルトレーニングを続けていて、普段のジムワークで成果を感じることはありますか?

「ありますね。練習中にパンチを打っても、打った時の感触が上がっているなというのは何となく分かります。あと私生活でも練習用の重い荷物を持って移動する時、ちょっと急いで走ったりしても、身体がボンボン跳ねる感じがあるんです。前まではそういう感覚はなかったので、私生活でも練習でも体力がついてきたと感じるところはあります」

――次期挑戦者決定トーナメント一回戦の対戦相手は横山巧選手に決まりました。横山選手にはどんな印象がありますか?

「まだ高校生ですけどプロでは5戦5勝(4KO)とKO率が高い。かなり前に出てくるタイプで若さと勢いもある選手だと思います。まだ荒削りな部分もありますが、自分はしっかりここで倒して勝って、自分が上にいくことしか考えてないです」

――明戸選手は王座決定トーナメント出場が決まる前から、Krushのベルトへの想いを熱く語っていました。今回もう一度タイトルを狙うチャンスが巡ってきて、今はKrushのベルトにどんな想いがありますか?

「前回負けてしまった時に、しばらくチャンスが回ってこないと思っていました。でもこうして次期挑戦者決定トーナメントの話が来て、逆に4連勝すれば年内にチャンピオンになれるという大きなチャンスをいただいたと思います。それに感謝して、気を抜かずに戦っていきたいです」

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