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[ニュース]2017.2.22
「Krush.74」3.3(金)後楽園 闘士、俺が-60kg次期挑戦者決定Tで“Krush”を見せる!「-60kgのベルトを巻くのは俺しかいないと思ってます」
    
 3月3日(金)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.74」の[Krush -60kg次期挑戦者決定トーナメント・一回戦]で原田ヨシキと対戦する闘士のインタビューを公開!
――今回、Krush-60kg次期挑戦者決定トーナメントのオファーが来た時はどんな心境でしたか?

「最初はSNSで宮田プロデューサーのコメントを見て『次期挑戦者決定トーナメントは-60kg王座決定トーナメント開幕戦で負けた選手の敗者復活戦』ということだったので、(王座決定トーナメントに出場していなかった)自分は特に気にしていませんでした。ただその前からKrushには出場したいと思っていたので、オファーがあった時はすぐに返答しました」

――まずはKrushで戦いたいという気持ちが強かったんですね。

「そうですね。だから本当に宮田さんが凄いなって思うのは、よく選手のことを見てますよね。俺がKrushに出場したいというのは特に誰かに言っていたわけではなかったので」

――そして対戦カード発表会見では自分が考えるKrushについて熱く語っていました(「KrushはK-1への踏み台じゃない」「俺がKrushを殺気ある場所に戻す」)。改めて闘士選手のKrushへの想いを聞かせてもらえますか?

「会見では、ちょっと感情的になった部分もあったんですけど、本当に伝えたいことがあって。Krushが旗揚げして、最初俺は一人のファンとしてKrushを見ていて、当時Krushで戦っている人間の殺気がもの凄かったんですよ。オープニングファイト(プレリミナリーファイト)に出ている選手たちも『俺が本戦に出て成り上がってやる!』っていう死に物狂いの必死さがあって。例えば山崎秀晃選手とか俺も含めて、みんなオープニングファイトの頃から、周りが“怖い”と思うぐらいの感覚で試合をしていたと思います。

 でもこの前、Krushを会場で見た時に『あれ?』と思ったんです。何かが足りないって言ったら失礼かもしれないですけど…スポーツマンすぎる戦い方をする選手が多すぎるなって。確かに格闘技はスポーツだけど、スポーツじゃない部分があるのが格闘技だし、特に俺は殺気に溢れていたKrushで育ってきた人間だから余計にそう思います。

 それにKrushの選手たちはK-1の影響でメディアに出て発言する機会が多いと思うんですけど、みんな『Krushで結果を出してK-1に出たい』って言うんですよ。そんな気持ちでKrushのリングに立って安全運転みたいな試合をする人間が増えている。はっきり言って『KrushがK-1の下? 違うだろ!ふざけんな!』と思っていました。『俺らはそんな甘ったるい世界でやってきてねえよ』って。

 だったらそういう想いを持った俺がKrushのリングに立って、実際に身体を張って試合を見せる。そうやってKrushを変えてやろうと思ったんです。そういう俺の想いと大会のスケジュールがリンクして、今回次期挑戦者決定トーナメントに出場することになったって感じですね」

――次期挑戦者決定トーナメントの1回戦の相手は原田ヨシキ選手に決まりました。原田選手にはどんな印象がありますか?

「正直、興味もなかったし、原田選手の試合は全く見たことないんですよ。俺はあんまり対戦相手の印象を聞かれても細かく答えるタイプじゃないんで。ただ総合格闘家から上がってきた選手なので、異種格闘技みたいな試合ですよね。昔から異種格闘技戦って盛り上がるじゃないですか。今回はそういう気持ちを持って戦えるのかなと思っています。なので原田選手にワクワクしているんじゃなくて、異種格闘技戦を戦えることにワクワクしています」

――闘士選手のKrushに対する想いの強さが伝わってきます。このタイミングで挑戦者決定トーナメントに出場することになって「今こそ自分がベルトを獲る時だ!」という気持ちですか?

「そうですね。さっきの話じゃないけど、俺のKrushに対する想いがあって、その中でKrush-60kgベルトが空位になって、王座決定トーナメントが開催されて、王座決定トーナメントに負けた選手で次期挑戦者決定トーナメントが始まって、そのトーナメントに俺が出場する。それは自分の格闘技人生の流れで、巡り巡ってきたものです。Krushのベルトは今の俺にとって一番欲しい最高のベルトなんで(ベルトを巻くのは)俺しかいないんじゃないかって気持ちですね」

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