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[ニュース]2017.2.21
「Krush.75」4.2(土)後楽園 再出発の泰斗と青津潤平が生き残りをかけて激突!「新生・泰斗を見せたい」(泰斗)VS「身を引くか、タイトルを狙うか。僕にとって重要な一戦です」(青津)
    
 2月21日(火)東京・大久保のGSPメディアセンターで記者会見が行われ、4月2日(日)東京・後楽園ホール「Krush.75」の追加対戦カードが発表された。
 泰斗はこれまで所属していたGET OVERから独立しての初戦で、青津も-60kgから-63kgに階級を上げて初めての試合。新たなスタートを切る2人による一戦となった。両者は会見の冒頭で再出発となる一戦に向けての想いを語った。

泰斗
「今回、所属していたGET OVERを辞めてフリーとしての試合となります。今までいい結果が出せなかったこともあって、去年2カ月半タイのタイガームエタイジムに武者修行に行かせてもらいました。僕もプロの選手としてそんなに若くはないので、選手として色々と挑戦したいと思って(フリー転向を)決断しました。GET OVERの中島会長には、キックを始めた時からお世話になっていましたが、自分のわがままを聞いてもらって気持ち良く送り出してもらいました。

(タイでの成果は?)ジムには白人のヨーロッパの選手が多くて、フィジカルやパワーが強かったので気持ちの面で強くなりました。ムエタイをやってきたんですけど、タイで教わったことを日本の練習でも活かしてやっています。(今の練習場所は?)同級生で総合格闘家の祖根寿麻選手のジムなどで練習させてもらっています。新生・泰斗としてまた頑張っていきますので応援よろしくお願いします」

青津潤平
「次の試合は約10ヶ月ぶりの試合なんですけど、自分の中では色々と思い入れがあります。僕はプロデビューして10年になるので、その節目で気持ち良くしっかり勝てるようにモチベーションを上げていきます。

(階級を上げた理由は?)僕はデビューしてKrushでは-60kgでずっと戦ってきました。-60kgまで体重が落とせないということではなく、戦っている時に正直、身体が動かないというのを感じていました。そこで-63kgに階級を上げて、新たな気持ちで挑戦するという意識を持って戦いたいです。これからあと何戦できるのか分からないので、今回の結果次第で身を引くのか? 続けてタイトルを狙っていくのか? それを決めるところだと思います。なので次の一戦は僕の中で本当に大事な一戦です」

 お互い対戦相手の印象については「一発がある選手ではなく、相手の良さを出させない選手。戦いづらいと思います」(泰斗)、「入場から面白くて、いいパフォーマンスしているなという印象ですが、戦い方は派手じゃない。少し自分と似ているのかなと思います」(青津)とし、若い選手の台頭に危機感を持っていることも明かした。

泰斗
「今のKrushはすごく若い選手が活躍していて、自分もヤバイと思っています。昔はガンガン行くことを考えて戦っていましたが、今回はテクニック的な所も見せていきたいです。去年は全く良い所なしでしたが、Krushのベルトが欲しいという目標は変わらないです。去年のタイで修行したことを活かして、今年は新たな自分もスタートだと思っています。『今年の泰斗は変わったな』という姿を見せられるように死ぬ気でやっていきます」

青津潤平
「今のKrushは若い選手が活躍していて、昔と比べて全体的にレベルが上がっていると感じています。個人的には、まだまだ若い選手には負けたくない意識があるので、自分もここで目立ちたいと思います。僕も年齢的には若くないのですが、まだまだ若い選手には負けないという試合を見せたいです」

 新たなスタートを切る泰斗と青津。Krushのリングに生き残るのはどちらだ!?

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