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[ニュース]2016.2.10
4・10「Krush.65」-70kg王者・中島弘貴が“最強の挑戦者”ジョーダン・ピケオー相手に防衛戦!「自分の名前を世界に売るチャンス」(中島)
    
 2月10日(水)、東京・大久保にあるGENスポーツパレスにて記者会見が行われ、4月10日(日)後楽園ホール大会「Krush.65」で、ジョーダン・ピケオーを相手にKrush -70kg王座2度目の防衛戦に臨む王者・中島弘貴が、試合への意気込みを語った。
中島は昨年4月の第3代Krush -70kg王座決定トーナメント決勝で山崎陽一に判定勝利し、Krushでは初のチャンピオンベルトを獲得。 今回は10・4「Krush.59」で、山内佑太郎を判定で下して以来の防衛戦となるが、挑戦者のピケオーは昨年7月のK-1代々木大会の-70kg初代王座決定トーナメントで、渡部太基とサニー・ダルベックを連続KOで破って準優勝に輝いた強豪。同トーナメントでダルベックに一回戦でKO負けを喫した中島にとっては、“最強の挑戦者”を迎え撃つ形となる。

今回の防衛戦に向けて、「ピケオーは海外でも試合をしてるので、自分の名前を海外に売るチャンス。防衛相手はダルベックかなとも予想してたんですけど、ピケオーもやりがいがある選手。怖さよりも楽しみのほうが大きいです」と、熱い意気込みを見せる中島。

対するピケオーは、昨年5月4日の後楽園大会で佐藤嘉洋に2RKO勝利して以来、2度目となるKrush参戦を前に、以下のコメントを発表。

「Krushは無名だった俺を世界に知らしめてくれた場所だ。そんなKrushのタイトルに挑戦することができて、より一層モチベーションが上がったし、 まさに夢が叶った気持ちだ。チャンピオンの中島は日本の-70kgでトップかもしれないが俺の相手じゃない。中島がチャンピオンでいられるのも4月10日 までだ。日本のファンは俺が笑顔で中島をノックアウトする姿を見届けてくれ」

また、宮田充Krushプロデューサーによると、ピケオーは昨年7月のトーナメント以降、この7カ月のあいだに8戦7勝(5KO)1敗という驚異的な戦績を残し、さらにその1敗に関しても「俺は負けていない」とうそぶくなど、今回の王座戦を前に、さらに勢いを増している模様。

強豪ピケオーについて、中島は「手足が長くて身体能力が高い。パンチもあるし、ヒザもコッチの顔面まで届く」と警戒の姿勢を見せるも、同時に「スキも見つけたので、そこをついていきたい。自分も外国人に当たり負けしない身体を作ってきたし、全体的にレベルアップしている」と、王者らしい力強いコメントを残した。

 宮田プロデューサーも「ピケオーは非常に危険だが、そういう相手とぶつかることで、中島選手のギラギラした野性が出ると思う」と、期待を寄せる大一番。最後に中島は「防衛戦まで過去最高に仕上げて、世界の-70kgのトップクラスの試合を見せて防衛します!」と、必勝を宣言した。王者としての真価が問われる一戦。中島は一筋縄ではいかない挑戦者を、どう攻略するのか?
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