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[ニュース]2017.2.27
「Krush.74」3.3(金)後楽園 KENJI、牧平圭太をめちゃくちゃにして殴り倒す!「俺の格闘技人生はKrushで終わると思う。だからKrushの歴史に名を残したい」
    
 3月3日(金)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.74」の[Krush -67kg Fight]で牧平圭太と対戦するKENJIのインタビューを公開!
――1月の「Krush.72」では平山迅選手に判定勝利でしたが、KENJI選手にとってはどんな試合でしたか?

「正直パンチも全部見えていたし、蹴りも見えていました。見えるパンチって基本効かないんですよ。だから全然ダメージもないし、このまま上手くパンチでいけば勝てるかなと思って戦いました。あとは自分が攻撃パターンがワンパターンになり過ぎたかなという反省点があったくらいです」

――平山選手はK-1・Krushでインパクトを残してきた選手ですが、その相手に勝てたことについてはいかがでしょうか?

「やっぱり平山選手は激闘派ということで、バチバチ打ち合っていくようなイメージがあったので、その相手に打ち勝てたことは大きな自信に繋がりました」

――KENJI選手は一度格闘技を辞めて復帰されたということですが、なぜ復帰を決意したのですか?

「個人的な話なんですけど、自分は家族も居て仕事もやっています。正直、選手と仕事の両立は厳しいです。限られた時間の中で練習をしないといけないし、次第に練習時間も取れなくなってきて、それが負けに繋がっていました。そういう状況が続いていたので、それだったら格闘技を辞めようと思って、格闘技から離れました。でも10年来の仲間である藤田智也選手が他団体のタイトルマッチで戦っている姿を見て、ものすごく刺激を受けたんです。格闘技でやり残したことがあるまま引退したら、自分が死ぬときに後悔するだろうなって。それで復帰を決意しました」

――もともとKENJI選手は何の格闘技をやっていたのですか?

「最初はボクシングですね。20歳くらいから始めて、プロボクシングの経験もあります。そのあと総合格闘技を1試合だけやって、キックボクシングに転向しました」

――復帰後の試合でどんな手応えを感じていますか?

「自分ももう34歳です。気持ちの面で長くは戦えないので、この1年間が勝負だと思っています。だったら全力で戦ってやろうと思っているし、自分が今どれだけポテンシャルがあるか分からないけど、34歳=落ち目だと言われる方々が多い中で、最後にもう一発勝負したいという気持ちがあります」

――そして今回は元Krush-67kg王者の牧平圭太選手と対戦が決まりました。オファーが来た時はどんな心境でしたか?

「即答でしたね。相手は元チャンピオンだし、めちゃくちゃにして殴り倒してやりたいです。俺はパンチで絶対に負けないし、彼(牧平)が俺に勝っているところは蹴りだけでしょう。蹴り以外、パンチも気持ちも俺の方が上なんで負けられないですね」

――対戦カード発表会見では「戦いたい相手が何人かいる」ということでしたが、その選手たちを倒すことがKENJI選手のモチベーションですか?

「そうですね。牧平選手もその1人だったし、今はすごく燃えています。ずばり俺の格闘技人生の最期はKrushで終わると思っているので、Krushの歴史にKENJIという名前を刻んでやりたいですね。最期にKrushで熱い試合をして、自分が納得する形で格闘技人生を終えられたらと思っています」

――KENJI選手は見ている人たちの記憶や心に残るような選手になることが目標ですか?

「もちろんベルトが目標だし、タイトルも狙いたい。でもそれを決めるのはプロモーターだし、目の前に与えられた試合を全力で戦って、心に残る試合をするのがKrushかなと思います。そういうKrushと自分の生き様がマッチしていると思うので、見ている人の心に残る試合をしたいと思いますね」

――それではこの試合を楽しみにしているファンの方々へメッセージをいただけますか?

「下馬評では、牧平選手の方が上かもしれませんが、絶対に俺がめちゃくちゃにしてやるから見ていてください」

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