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[ニュース]2016.2.12
-60kg王者・卜部弘嵩、“倒す”チャンピオンの姿を見せていく!「自分の技すべてが一撃必殺の武器になるように仕上げる。最後は強引にでもねじ伏せます」
    
 3月4日(金)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜-65kg日本代表決定トーナメント〜」。スーパーファイト出場選手インタビュー第7弾はヨハネス・ウルフと対戦する-60kg Fightで第2代K-1 WORLD GP-60kg王者・卜部弘嵩だ。
――K-1王者としての初戦が近づいてきました。気持ちはたかぶっていますか? それとも平常心のままですか?

「前回は試合前に怪我をしていたことが大きくて、100%の力ではなかったんですよね。なので怪我をしっかり治して思いっきり練習して最高の状態にして試合をしたいという気持ちがずっとあったので、今回はそれが出来るということですごく楽しみですね」

――試合後はしばらく治療に専念していたのですか?

「あそこで無理をしたら再発の恐れがあるということで完治するまでは治療に専念していました」

――では年明け頃から本格的に練習を再開したのですか?

「そうですね。病院の先生からOKをもらってからですね。もう診断では問題ないと言ってもらえたので思いっきり練習しています」

――久々に全力で出来る練習はいかがですか?

「いいですね。ミットも思いきり蹴れますし、スパーリングも出来るので自信がつきますね」

――弘嵩選手はK-1王者としてどんな試合、どんなこだわりを持って戦っていきたいと思いますか?

「僕がKrushのチャンピオンとしてやってきたことと変わらないですね。相手をしっかり倒すっていう」

――それは格闘技を始めた頃からこだわり続けているものですか?

「はい。判定狙いでリングに上がったことはないですね。常に相手を倒すことしか考えてないです」

――例えば判定勝ち=KO出来なかったという感覚ですか?

「そうですね。判定で勝っても素直に喜べない気持ちでした。KO勝ち以外は合格点ではないです」

――前王者の卜部功也選手は上手さや強さを見せてきた選手だと思います。弘嵩選手はそれと違うものを見せていきたいですか?

「僕の試合は功也がやってきた試合とは違う感じになると思います。KOじゃないと何も変えられないと思っているので、常にKOを狙って戦っていきます」

――去年のK-1-60kgは兄弟対決で盛り上がったと思います。今年はKO・倒すという部分でも他の階級と勝負したいですか?

「もちろんです。K-1はKOじゃないけないと思っているんで」

――対戦相手のウルフ選手にはどんな印象を持っていますか?

「回転系でトリッキーですよね」

――ウルフ選手はテコンドー出身で回転技を得意にしている“曲者”ですが、攻略法は頭に出来上がっていますか?

「やってみないと分からないですけど…倒しちゃえばいいなって感じです」

――曲者でKOされにくいタイプだからこそ、しっかり倒して勝ちたいですか?

「2015年は1年通じて蹴りで倒すことが多かったのですが、今年はパンチでも何でも倒せるように。自分の技すべてが一撃必殺の武器になるように仕上げていきたいです」

――弘嵩選手=ハイキックや飛びヒザ蹴りで倒すイメージが強いですが、もっといろいろな技で倒したいですか?

「どんな攻撃でも当たれば倒せる。そんなイメージで練習しています」

――今年K-1-60kgでは日本&世界トーナメントが開催されています。やはり「K-1王者の卜部弘嵩は抜けている」と思われる試合をしたいっですか?

「他の選手との差をしっかり見せたいと思います。それはもちろん功也に対しても。功也が初代王者として見せてきたチャンピオン像をはるかに上回るカッコいいチャンピオンになりたいと思います」

――改めてK-1王者としての初戦で、何を見せたいですか?

「僕は常にKOを狙っているので、相手もしぶとい曲者だと思いますけど、最後は僕が強引に行ってでもねじ伏せようと思います」
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