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[ニュース]2017.3.1
「Krush.74」3.3(金)後楽園 挑戦者ユン・チー、完全決着で-58kg王者・小澤海斗からベルトを奪い取る!「ウェイ・ルイから『必ずKrushのベルトを獲って来い!』と激励された」
    
 3月1日(水)東京・大久保のK-1ジム総本部にて、3月3日(金)東京・後楽園ホール「Krush.74」の[Krush-58kgタイトルマッチ]で王者・小澤海斗と対戦する挑戦者ユン・チーが公開練習を行った。
 今回のタイトルマッチに向けて、ユン・チーは同門で“中国の武尊”と呼ばれているワン・ジュングァンと共に来日。「今、自分のコンディションはすごくいい。明後日はいい試合を見せられると思う」とリラックスした表情で語り「Krushのタイトルに挑戦できることをうれしく思う。僕は日本で戦うことが大好きだし、こうしてまた日本でファイトできてうれしい」とKrushでのタイトルマッチ、そして日本でのファイトにモチベーションは高い。

 昨年11月の初代K-1フェザー級王座決定トーナメントでは一回戦で神戸翔太をKOし、準決勝では武尊と壮絶な打ち合いを繰り広げたユン・チー。「前回のトーナメントに出て多くのことを学んだ。特に準決勝では武尊のスピードがずば抜けていたし、自分自身冷静さを欠いていた。あのトーナメントは大きな経験・勉強になったよ」とトーナメントを振り返る。

 そのうえでユン・チーは「今回の試合に向けて特別なことはやっていないけど、コンビネーションを重視して練習してきた」。公開練習のミット打ちではジュングァン相手にパンチ・ミドル・ロー・ヒザ蹴りのコンビネーションを繰り出し「明後日は前回より進化した、新しい動きを見せられると思う」と自信をのぞかせた。

 2月25日のK-1代々木大会では同門で先輩のウェイ・ルイが初代ライト級王座を獲得。「ウェイ・ルイとは一緒に練習しているし、僕たちはお互いに自分たちの得意技を教え合っている。試合の時期が重なっていて、直前にアドバイスをもらうことはできなかったけど、ウェイ・ルイからは『必ずKrushのベルトを獲ってこい!』と激励された。中国武術がもっと発展するようにKrushのベルトを獲りたい」とウェイ・ルイのK-1王座奪取が追い風になっている。

 対戦相手の小澤については「生で2回試合を見ていて、彼がすごくレベルが高い選手だということは知っている。ただ僕は十分な練習をしてきたから負ける気は一切しない」と断言。小澤が公開練習で「蹴りがポイントになる」と話していたことを伝え聞くと「特に何も思わないね。とにかく明後日リングで戦って、最後に立っていた人間がチャンピオンだ。僕は自分の実力を見せるだけだよ」と不敵に語っている。

「小澤が僕を失神させて会場を沸かせたいって? じゃあ僕からは一言だけ。僕はKOで決着をつける。そして中国にチャンピオンベルトを持ち帰る」。最後も力強い言葉で王座奪取を誓ったユン・チー。「Krush.74」のメインイベントで最後までリングに立っているのは誰だ!?

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