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[ニュース]2017.3.2
「Krush.74」3.3(金)後楽園 -58kg王者・小澤海斗「Krush-58kg=俺じゃないと面白くない。明日は俺だけ見とけ」、挑戦者ユン・チー「明日最後まで立っていた方が勝者だ」
    
 3月2日(木)東京・大久保にあるGENスポーツパレスにて、東京・後楽園ホールで開催される「Krush.74」の前日計量・記者会見が行われた。
 明日のメインイベントは-58kg王者・小澤海斗が2度目の防衛戦で中国のユン・チーを迎え撃つ一戦だ。計量後の会見で小澤は開口一番「計量終わって面倒くせえから早く帰りたい」と苦笑い。対戦相手が隣にいることもあってか、多くを語らなかったが「仕上がりは今一番いい時期なんで、明日みんな期待していてください」と手応えを感じており「-58kgのベルトは俺のもの。外国人だから渡したくないじゃなくて、誰が相手でも渡したくない。Krush-58kg=俺じゃないと面白くない」と小澤流の言葉で王座防衛を誓った。

 一方のユンは「コンディションはとてもいいし、日本のファンにお会いできたことが本当にうれしい」と笑顔。小澤対策を練ることはなかったというが「小澤選手の試合は3回見たことがあるので、彼のことはよく知っている。そしてきっと小澤選手も自分のことをよく知っているだろう。僕は誰と戦うからといって特別な練習はしない。明日最後まで立っていた方が勝者だ」とあとは結果で見せるだけだと続けた。

 同門で先輩のウェイ・ルイが先月25日のK-1代々木大会で初代ライト級王座を獲得。ユンにとってウェイは「練習はもちろんプライベートでも仲が良い。自分の兄弟のような」存在で「そのウェイが自分たちのジム、そして中国を代表してK-1のベルトを獲ったことでみんな喜んでいる。僕は去年K-1のベルトを獲ることができなかったけど、今回は必ずKrushのベルトを持って帰る」とウェイに続く王座奪取に燃えている。

 明日の試合は小澤・ユンがどちらも対戦したことがある初代K-1フェザー級王者・武尊がリングサイドで観戦することになっており、両者にとっても刺激になるはず。ユンは「前回は負けてしまったけど、学ぶことが多かった。もう一度、武尊と戦うことがあれば100%勝つ自信がある」、小澤も「今のうちに呑気に見とけよって。(KrushオフィシャルHPでの武尊の『ベルトを流出させんなよ』というコメントについて)そんなこと言ってたんですか? うるせえよ」と互いに武尊へのライバル心もむき出しにしている。

 最後に小澤とユンはファンに向けて「俺だ見とけ」(小澤)、「明日はエキサイティングな試合を見せるので、ユン・チーのことをお忘れなく」(ユン)とメッセージ。激闘必至の-58kgタイトルマッチ、最後にベルトを巻いているのは小澤か? それともユン・チーか?
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