ニュース
[ニュース]2017.3.2
「Krush.74」3.3(金)後楽園“-70kg国内トップ3”に食い込むのは中島弘貴か? 山崎陽一か?-53kg次期挑戦者決定戦 出貝泰佑「前よりもパワーアップできた」VS軍司泰斗「卒業式のために早めにKOする」
    
 3月2日(木)東京・大久保にあるGENスポーツパレスにて、東京・後楽園ホールで開催される「Krush.74」の前日計量・記者会見が行われた。
 明日の第6試合で対戦する中島弘貴と山崎陽一はこれが3度目の対戦。これまでの通算戦績は1勝1敗で今回が3度目の決着戦となる。

 会見で両者は「今回は試合間隔が短かった(前回は1月のKrush)ので、ずっといい状態をキープできています」(中島)、「計量が終わって安心しています」(山崎)と挨拶。3度目の対戦について聞かれると、中島は「3回目だからというのは特にない。山崎選手は強いので、日本人相手には実力差を見せて勝ちたいと思う」、山崎も「3回目に関係なく勝ちたい。中島選手は強い相手なのですべて出して勝ちに行きたい」と勝利を第一優先に掲げた。

 2月のK-1代々木大会では新生K-1初参戦となった日菜太が松倉信太郎に完勝し、-70kgは城戸康裕と日菜太が2トップという見方が多い。両者は今回の試合で勝利して、そこに食い込んでいきたいと語った。

中島弘貴
「日菜太vs松倉は同じ階級なので注目して見ていて、日菜太の勝ちは予想していました。今、日本の-70kgは日菜太・城戸と言われていますけど、自分もいるんだってところを見せたいと思います。明日はお客さんが見たい試合を見せて、そして勝つことが自分のやることだと思っています」

山崎陽一
「今、-70kgは2人が注目されていますが、明日勝った方がK-1のトーナメントにも近づくと思います。なので明日はしっかり勝ちたいです。明日は他の階級にはない70kgの迫力を魅せられると思います」

 三度目の決着戦を制して、-70kgのトップ3に食い込むのは中島か? それとも山崎か?

 また第5試合の-53kg次期挑戦者決定戦で対戦する出貝泰佑と軍司泰斗も会見に出席し、試合への意気込みを語った。

 昨年11月にK-1甲子園2016 -55kg優勝を果たし、今年1月の「Krush.72」では笠見玲慈をKOで沈めている軍司。「減量はきつかったですけど、きっちり当日までに落とせたのでよかったと思います」と計量をクリアした心境を話す。

 大会翌日に卒業式を控えている軍司は「早めにKOして、卒業式に備えたいと思います」と余裕たっぷり。「K-1の平本蓮の試合を見てすごいと思ったし、自分も続かないといけないと思った」と同門・同世代の平本のK-1での活躍に刺激を受け「明日はKOで勝って(タイトルマッチに)上がってくるなら軍司だなって試合を見せます」と力強く語った。

 一方の出貝も「大分身体も戻ってきたので減量はきつかったですけど、その分、前よりもパワーアップして、いいパフォーマンスを見せられると思うので良かったと思います」と仕上がりの良さをアピール。

 今回の試合に向けて「昔の良かった頃の映像を見て、当時のイメージを思い出していくように練習してきました。またKrushルールを意識して練習してきて、このルールに対応できるように戦えるようになったかなと思います」と“Krush仕様”の戦い方を確立させ「チャンピオンに対して見せたいもの? すいません、何も見せようと思っていません」と明日は打倒・軍司に全力を注ぐつもりだ。

トップページへ戻る