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[ニュース]2017.3.4
「Krush.75」4.2(日)後楽園 左右田泰臣、Krush初参戦で刺激を味わう!松下大紀はプロ初黒星を経験して「今は勝つ自信しかない」
    
 3月4日(土)東京・大久保のGENスポーツパレス「GSPメディセンター」にて「Krush.75」4.2(日)後楽園で対戦する左右田泰臣と松下大紀が試合への意気込みを語った。
 すでに発表されていた左右田泰臣vs松下大紀の-65kg Fight。この日、両者が会見に出席し、試合への意気込みを語った。

 今回がKrush初参戦となる左右田は今やトレードマークとなったマスク着用で登場。「昨日も会場で試合を見ていたんですけど、KrushはK-1ファイターが普通に負けるリングという印象を受けました。そういう刺激を味わってみたいなと思います」とKrush初参戦に向けた心境を話す。

 松下については「去年くらいから毎試合見ていて、若くて身長が高くて勢いがある選手だと思う」と対戦が決まる前からチェックしていた選手だったことを明かした。

 一方の松下は「Krush.73」2.18後楽園の第5代-65kg王座決定トーナメント準決勝で小宮由紀博に敗れ、プロ初黒星を喫したばかり。

 すぐに訪れた再起のチャンスを前に「2月に負けてるんですけど、すぐに試合を組んでいただいてありがとうございます。このチャンスを逃さない、無駄にしないためにぶっ倒して必ずタイトルマッチまでつなげたいと思います」と燃えている。

 左右田の印象を聞かれると「試合は見ても何が強いのかなって感じですけど手堅く勝っているんで。試合をした人間しか分からない強さがある」と分析。

「トーナメントの時は(出場選手は)全員勝てると大口を叩いたけど完封されました。でもあの試合で得るものはたくさんありました」と小宮戦で得たものは多く「悔しかったし、最悪は最悪だったけどくよくよしている暇はない。すぐ練習も再開したし、前回小宮選手というベテランと戦って、今回は左右田選手というトップの選手とやりますけど、今は勝つ自信しかない。問題なく勝てます」と自信たっぷりに言ってのけた。

 松下の一連の発言に対して、左右田も「僕もデビューから11連勝して、タイトルマッチで初めて負けを経験した。K-1ファイターとして3連敗も経験しました。そういう経験値は自分の方が上だし、松下選手の気持ちは分かります。そういう経験の差を見せたいです」と譲るつもりはない。

 Krushのベルトに対しても両者のスタンスは対照的。松下が「小宮選手にチャンピオンになってもらって、僕が小宮選手に挑戦する形が僕が主役になれるストーリー。そのために左右田選手をぶっ倒す」といえば、左右田は「僕が欲しいのはK-1のベルト。K-1でタイトルマッチをやるためにKrushのベルトが必要なら獲りに行く。そのスタンスはKrush参戦が決まった時から変わらない」。

 さらに松下が左右田のマスクについて「変なマスクしていてどうなのかな?って思う。負けたらマスク没収も考えている」となじると、左右田は「変なマスクは聞き捨てならない」と苛立つ場面も。

 ツーショットでの写真撮影でも松下が「お前は邪魔だ」と言わんばかりに左右田を端に追いやるなど挑発。マスクをとらなかった左右田の表情は分からなかったが、不穏な空気のまま会見は終了となった。果たして試合ではどうなる!?

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