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[ニュース]2015.11.9
11・14「Krush.60」挑戦者・山崎秀晃が王座奪取に自信!「僕としては通過点で、ここでベルトを獲って-65kgのスタートラインに立てるという意識です」
    
 11月14日(土)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.60」のメインイベント[Krush -65kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者NOMANと対戦する挑戦者・山崎秀晃のインタビューを公開!
――試合に向けて仕上がりは順調ですか?(※インタビューは公開練習後の囲み取材のもの)

「試合まであと2週間で疲れもたまっているけど、いいトレーニングが出来ています。早く試合をしたい心境です」

――今回から本格的に-65kgで試合をすることになり、練習面で変化はありますか?

「特に変えてはないです。練習したいだけ練習して、食べたいだけ食べて、今までで一番身体がいい状態です。この状態で試合できるのも楽しみです」

――-63kg時代より調整はやりやすいですか?

「そうですね。-63kgでは体重も考えつつトレーニングしていたけど、今は練習をやりたいだけやって、自分の底と根のパワーを上げられている意識で、今までにない感触で練習できているのでワクワクしていますね」

――腕も太くなっていますし、身体つきも変わってきましたか?

「周りから言われることもあるのですが(筋肉に)身が詰まってきているなという感覚がありますね。パンチ一つでも感触が変わってきているし、試合で使う8オンスのグローブで自分のパンチが相手の頭に当たったら、どうなるんだろう?と思います」
――公開練習では強い蹴りを見せて、パンチはスピードで打っている印象がありました。

「僕も公開練習を見て、人の癖を盗むんですけど、今更タイプが変わるわけじゃないし、蹴りの癖を盗むのは難しいと思うんで。蹴りは力いっぱい蹴ってインパクトを見せて、パンチはいつもやっているようにスピードで公開させてもらいました」

――試合ではパンチで倒すことが多いですが、蹴りにも自信はありますか?

「練習ではパンチも蹴りも半々でやっていますし、試合ではパンチでKOすることが多いけど、蹴りでもKOしてみたいという気持ちはあります」

――改めて今回のNOMAN戦は山崎選手にとってどんな位置づけですか?

「僕としては通過点で、ここでベルトを獲って-65kgのスタートラインに立てるという意識ですね」

――NOMAN選手とは2011年に対戦して勝利していますが、どんな部分を警戒していますか?

「身体が強くて一発があるかなって感じですけど、今までやってきた引き出しの中で対応していけば問題ないかなと思います。前の試合からは比べものにならないくらい俺は成長しているんで、あの試合を参考にしてもらっているようじゃどうかなと思いますね」

――NOMAN選手は公開練習で「山崎選手の弱点は見えた。そこを突けるかどうかは気持ちの勝負」と発言していますが、気になりますか?

「気にならないですね。勇気やメンタルのレベルじゃなくて格の違いを見せて潰しに行かないと。ここで良い勝負をしているようじゃダメだと思います」

――最近のNOMAN選手の試合を見て、自分と差があると思いますか?

「ぶっちゃけ僕も今はいい試合ができていると胸を張って言える立場じゃないけど(NOMANは)それなりの相手とそれなりの試合をしているのかなって。特に印象はないです」
――2013年にKrush-63kg王者になってから、ずっと相手の挑戦を受ける側だったと思うのですが、今回は挑戦者としてベルトに挑む立場です。心境に変化はありますか?

「自分としては変わらないつもりでいたんですけど、いい緊張感で挑戦者として青いグローブをつけるんだなっていう。トレーニングは今までと変わらないのですが、一つ一ついい緊張感持って練習できているなって思います。プレッシャーじゃないですけど、絶対ベルトを獲らないといけないという覚悟や自覚はあります」

――青コーナーの試合するのもかなり久々ですね。

「タイトルを獲ってからチャンピオンとして赤コーナーで戦うことを意識してコスチュームを赤にして、今回も赤いコスチュームで戦います。赤いコスチュームに青いグローブになるけど、それも今回だけです」

――-65kg王座を獲った先に考えているものはありますか?

「K-1に忘れてきたものがあるんで。でも今は目の前で出された素材を料理する、一つ一つ目の前の敵を倒していくだけんで。のちのちはゲーオ(・フェアテックス)とやらなきゃいけない気持ちは常に思っています。僕はゲーオに頭を割られているんでやられたままじゃ終われないですね」

――このタイトルマッチを楽しみにしているファンのみなさんにメッセージをいただけますか?

「しっかり僕がKOで締めますんで、楽しみにご来場いただければと思います。注目よろしくお願いします」
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