ニュース
[ニュース]2017.3.8
「K-1 WORLD GP」4.22(土)代々木 挑戦者・山崎秀晃、スーパー・ライト級王者ゲーオに復讐の時が訪れた!「生まれてからの30年間すべてをかけてゲーオに勝つ」
    
 4月22日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館大会で開催される「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN 〜第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント〜」のスーパー・ライト級タイトルマッチで王者ゲーオ・ウィラサクレックと対戦する挑戦者・山崎秀晃のインタビューを公開!

――昨年9月のゴンナパー・ウィラサクレック戦で左膝を負傷し、試合が出来ない時期が続きました。現在の状況を聞かせてもらえますか?

「まずはしっかりと怪我を治して、出来る範囲のリハビリと上半身のフィジカルトレーニングから練習を再開しました。年明けぐらいからゲーオ戦を想定して実戦的な練習を再開しようと思っています」(※取材日は対戦カード記者会見後)

――試合中どのタイミングで膝を痛めたのですか?

「1Rですね。1回目のダウンを取った時もちょっと痛めていて『まぁなんとかいけるかな?』と思ったんですけど……ゴンナパーの蹴りをカットした時に当たり所が悪くて。(左膝の)内側を蹴られていれば、問題なかったんですけど、ちょうどの膝のところに入っちゃって、ちょっと膝がズレてしまった感じでした」

――結果的に判定で敗れてしまいましたが、最後まで試合を諦めず戦い抜いたのは倒れて負ける訳にはいかないという気持ちですか?

「そこは意地ですね。タオルを投げてもらうことも可能でしたけど、最後まで戦い貫くというか、頭が割れても膝が外れても俺は最後まで戦いますよって感じです」

――ゴンナパー戦は直前で対戦相手が変更になって、気持ちの切り替えは難しくなかったですか?

「相手が変わって気持ちが切れたなど言うつもりは全くないです。ゲーオを倒してK-1の世界チャンピオンになろうとしている人間として、誰が来ても勝たなければいけない試合でした。ずっとゲーオ対策を続けていて、ゴンナパー対策をやっていなかったという部分もありますが、結果的に負けてしまって、1人の選手に敗戦したというのは世界の頂点に立つにはまだ相応しくなかったと、自分の中でしっかり受け止めました」

――怪我で休んでいる間もゲーオと戦うことへの気持ちは変わらなかったですか?

「そうですね。大きな怪我だったので少しだけ気持ちは切れかけましたが、現役を続ける上では、ゲーオを倒すことが目標なので、そこにしっかり照準を絞ってリハビリやフィジカルトレーニングを始めました」

――今回、改めてゲーオとのタイトルマッチのオファーを受けた時は、どんな心境でしたか?

「オファーを受けて断る理由はないです。左膝が本調子ではないというのはありますけど、ここは逃げる所ではないなという感じで、全力で勝ち行くつもりです。何にもネガティブ精神はないですし、しっかり仕上げるだけです」

――昨年9月のゲーオ戦の際にはタイでムエタイ対策も練っていました。今回も特別な対策をする予定などはありますか?

「前回タイに行ってみて、今まで日本で仲間たちとやってきた密度の濃い練習をした方がタイトル獲得への近道なんじゃないかなと思いました。タイは練習時間は長くて、タイ人対策やタイ人慣れという部分ではよかったのですが、正直、練習の密度はそこまで濃くなかったです。そういう意味では一度タイに行って、タイ人対策・タイ人慣れできたので、あとはKRESTで密度の濃い練習を出来ればいいなと思っています」

――山崎選手にとっては2014年11月の新生K-1旗揚げ戦で、ゲーオに額を陥没骨折させられて敗れて以来、約2年半越しのリベンジマッチとなります。試合までは毎日どのような気持ちで過ごしますか?

「僕がゲーオに勝つことは、自分だけの勝利ではなくなってきています。周りでたくさん応援してくれている人もいますし、家族も応援してくれています。だから応援してくれている人の顔を1つでも思い浮かべて、後悔のないようにというのはもちろん、勝つことが絶対条件です。しっかりダウンを取って分かりやすい形で勝利することが、チャンピオンに相応しいのかなと思いますね」

――9月にゲーオ戦が決まった時は「自分の格闘技人生をかけた試合」と話していましたが、今回は山崎選手自身どんなテーマがありますか?

「今回は生まれてからの30年間すべてをかけて勝負したいと思います」

――最後にファンや応援してくれる皆さんにメッセージをお願いできますか?

「新生K-1の旗揚げ戦でゲーオ選手に敗れてしまって、それから早2年半が経って、いよいよリベンジの時が来たんだなと思っています。楽しみな気持ちで見ていただければと思いますし、自分自身も皆さんをワクワクさせる試合が出来るように最善の努力をします。応援よろしくお願いいたします」

トップページへ戻る