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[ニュース]2017.3.13
「Krush.75」4.2(日)後楽園 安保璃紅、実力者たちを倒して無敗のまま-60kgのベルトを巻く!「自分が負ける姿は想像できない。郷州戦は技術を見せて倒す」
    
 4月2日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.75」の[第5代Krush -60kg王座決定トーナメント・準決勝]で郷州征宜と対戦する安保璃紅のインタビューを公開!
――第5代-60kg王座決定トーナメント準々決勝の山本真弘戦はダウンの応酬の末に安保選手がKO勝ちするという壮絶な試合でした。あの試合を振り返ってもらえますか?

「自分で見ても危なっかしい試合だったと思っています(苦笑)。練習してきたことが出せたとは言えないんですけど、スピードとパワーと最後に気持ちで勝ったって感じでした」

――戦前はどんな試合になると想定していましたか?

「僕は真弘選手は凄くテクニックがある選手という印象がありました。だから逆にテクニックで倒してやろうと思って色々と練習していて。試合前は技術の攻防の勝負になっても勝つというイメージで、真弘選手が相手だからこそ技術で負けないところを見せたかったです。それが結果的にあのような試合になっちゃったって感じですね…」

――最初に山本真弘選手にダウンを取られた時はどういった心境でしたか?

「あの左フックはタイミングよく入れられてしまったので、さすがだなと思いました。ただ特にダメージもなくて記憶が飛んだ訳ではないし、気持ち的には『今から、今から』って自分に言い聞かせていました。僕自身あのダウンでスイッチが入っちゃったんですけど(苦笑)」

――ダウンを取られた後、最終的に逆転KOしたわけですが、攻撃の手応えはありましたか?

「そんなに手応えはなかったです。多分、自分は他の選手と比べて攻撃力がある方だと思うので、簡単に倒せちゃうのかなと思ったりもしますね」

――安保選手は昔から周りに「攻撃力が重い」と言われることもあったんですか?

「『ローキックが重い』と言われることもあって、今思ったら『攻撃が重い』と言われていたのかもしれないですね。昔からずっとお兄ちゃん(瑠輝也)と練習していて、僕にとってはお兄ちゃんの攻撃力が当たり前だったんですよ。でもお兄ちゃんの攻撃力が他の選手と比べると桁違いだったみたいで(笑)、そのお兄ちゃんの攻撃力に対抗して練習していたので、自然に攻撃力も強くなっていったんだと思います」

――安保選手はKrush参戦以降、派手なKO勝ちが続いていますが、お客さんにインパクトを残せているという感覚はありますか?

「そうですね。お客さんにインパクトも与えていると思うし、反響もあってすごく嬉しいです。そういう試合が出来る選手と出来ない選手がいると思うのですが……ダウンの応酬みたいな試合をしたくてしているわけではないので、もっと危なげなく倒して勝ちたいです(笑)」

――そして準決勝の相手が郷州征宜選手に決まりました。郷州選手にはどんな印象を持っていますか?

「パンチの選手って感じですね。郷州選手が記者会見で“打ち合い”という言葉を繰り返していて、僕も打たれたら打ち返すと思いますけど、ただ打ち合いに付き合うだけじゃなくて、今度こそ技術を見せて倒したいです」

――今回のトーナメントでは開幕戦で稲石竜弥、準々決勝で山本真弘、準決勝で郷州征宜と-60kgのトップファイターと3連戦することになります。まだ安保選手はプロ5戦ですが、キャリアや実績のある選手にも勝っていける自信はありますか?

「プロで戦っている選手はプロでキャリアを積んできたと思いますが、僕は昔から空手をやっていてアマチュアでたくさん経験を積んでいます。プロの経験は浅いですが、格闘技経験では負けていないと思います」

――安保選手自身、プロ無敗記録を更新中です。無敗のままKrushのチャンピオンになる姿は想像していますか?

「そうですね。試合をしていて自分が負ける姿は想像がつかないです。仮に負けそうになった時でも絶対に気持ちで勝つので、負けるイメージは全くないです。その強い気持ちをぶつけて無敗のままKrushのチャンピオンになります」

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