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[ニュース]2017.3.14
「Krush.75」4.2(日)後楽園 絶好調・小宮由紀博、チーム一丸となって-65kgのベルトを獲りに行く!「Krushのタイトルに絡むことは感慨深い。Krushのチャンピオンとして若い選手たちの壁になりたい」
    
 3月14日(火)東京・NEXT LEVEL渋谷にて、4月2日(日)東京・後楽園ホール「Krush.75」の[第5代Krush -65kg王座決定トーナメント・決勝戦]で中澤純と対戦する小宮由紀博が公開練習を行った。
「Krush.73」2.18後楽園のトーナメント準決勝では無敗の新鋭・松下大紀を下し、決勝に駒を進めた小宮。

 この日の公開練習では対人形式のシャドーボクシングとパンチのミット打ちを2分1Rずつ公開し「次の試合は今までやってきたことをトータル的に出せるか。それを遂行することが目標です」と語った。

 小宮は2016年3月の試合から自らのチーム=HEAVY CLASSを結成。チーム結成後はKrushでの試合も含めて6戦6勝と無敗をキープしており、小宮自身、試合を重ねるごとにチームとしての手応えを感じている。

「練習環境をすべて変えて新しいチームを作って試合をしているのですが、しっかり計画を立ててチーム全員で向かっていくことが上手くかみ合っています。

(どういう形で練習している?)僕が動いて考えて感じたことをチームに伝えて、それをトレーナーや仲間がサポートしてくれて『こういう風に持っていったらどう?』とアドバイスしてくれます。それを僕が持ち帰って反復して、それを試合で実行するという感じです。

 今は一試合ずつ手応えを感じていて、大きく変化しているわけではないですけど確実にコンディションも状態も上がっていることを実感しています。

 今回も自分自身のやるべきことに必死に取り組んで、チームみんなでそれを乗り越えたい。ベルトがかかった試合ですし、僕を応援してくれる方々と喜び合えるように、次の試合もしっかり勝ちたいです」

 タイトルを争うのは準決勝でK-1甲子園2015-65kg王者・篠原悠人をKOしている中澤純。小宮は「すごくいい選手だと思います。準決勝も倒して勝っているし、決勝には相応しい相手です」と冷静に分析し、中澤の「」発言にも「相手がどの選手でもそうなんですけど、僕は相手の言うことを気にするタイプではないです。自分がやるべきことをやって勝つことしか考えてないです」と気持ちが揺らぐことはない。

 小宮は2008年11月のKrush旗揚げ戦に出場経験のある数少ないファイターの一人で「こうしてKrushに出させてもらうとは思っていなかったし、タイトルマッチが出来るとも思っていませんでした。そういう意味で感慨深さもあるし、テンションも上がっています」とKrushのベルトには特別な想いがある。

 また36歳・58戦のキャリアを誇る小宮は「今、若い選手が増えている状況があると思いますが、僕には経験値があります。その経験値を生かして、やるべきことをやって若い選手たちの壁になることで格闘技が盛り上がると思うし、それが僕の役目だと思っています」と新世代ファイターの壁として立ちはだかるつもりだ。

「すごくいい流れで王座決定戦まで来ました。まだKrushでは倒して勝っていないので、次はKrushらしく倒して勝って、メインの役割を果たしたいです。Krushでしっかりチャンピオンになることで、Krushを背負えるくらいの壁になってやろうと思います」。

 改めて自らが思い描くチャンピオン像を語った小宮。新たなチームで強さを手に入れ、円熟味を増したベテランがKrushのベルトを掴み取るか?

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