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[ニュース]2017.3.15
「Krush.75」4.2(日)後楽園 レオナ・ペタス、優勝候補本命として確実に-60kgのベルトを獲る!「今、自分の実力が上がっている。『あいつには誰も勝てない』と思われるチャンピオンになる」
    
 4月2日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.75」の[第5代Krush -60kg王座決定トーナメント・準決勝]で朝久泰央と対戦するレオナ・ペタスのインタビューを公開!

――第5代-60kg王座決定トーナメント準々決勝の覇家斗戦を振り返ってもらえますか?

「覇家斗選手の気持ちが超強かったですね。『今の攻撃効いただろ』って所でも前に出てきて、不安になる場面もあったんですけど、勝てて良かったかなと思います」

――かなり覇家斗選手の顔が腫れていましたが、自分の攻撃が当たっているという感覚はありましたか?

「いや、今回の試合では全然当たっている手応えを感じなかったです。普通に軽いパンチがどんどん入っているだけで『なんで相手の顔が腫れてるんだろ?バッティングかな?』って思うぐらいパンチが当たっている感触はなかったですね。ぶっちゃけ1Rが終わって『1Rは取られたな』って感じだったのに『なんで相手の顔が腫れてるんだろう』って思っていました(苦笑)」

――レオナ選手の危なげない勝利に見えましたが、レオナ選手自身はそこまで余裕はなかったんですね。

「距離感は普段通りの自分の感覚で戦えていたし、余裕はなかったですけど集中して戦えました。試合後も『何でガード下げてるんだ!』と言われましたが、あれが自分のスタイルです」

――レオナ選手は中国遠征から連勝が続いていて、自分の戦い方やスタイルも固まってきていると思います。最近の試合で掴んでいる手応えはありますか?

「最近の試合で感じているのは手応えじゃなくて、決定的な場面が作れないってことですかね(苦笑)。自分の攻撃を効かせる所までは持っていけるんですけど、ダウンを奪えなくて倒せないのが自分の課題だと思っています。でもそこ以外は確実に伸びていて全体的に実力は上がっていると思うので、その課題を克服すれば、どんな相手も倒せると思います」

――そして準決勝の相手が朝久泰央選手に決まりました。朝久選手は独特なスタイルの選手ですが、攻略のイメージは出来ていますか?

「朝久選手はもともと階級が下の選手だったので『強くて良い選手だな』ぐらいにしか思っていなくて、対戦相手としては見ていませんでした。今はまだ映像も何も見ていないので、パッと印象は浮かばないですが、これから攻略のイメージを立てていきたいと思います(※取材は準々決勝の一夜明け会見後)」

――対戦相手としてイメージはなかったかもしれませんが、バランスが良くて強いという印象はあったんですね。

「はい。朝久兄弟(裕貴・泰央)は2人ともスタイルが凄く似ているので、バランス良くて速くて手数がずっと止まらないタイプなので、良い選手だなって思っていました」

――もう1つの準決勝の安保璃紅VS郷州征宜はどのように予想されていますか?

「安保選手は攻撃力はあるけど打たれ強くない。郷州選手はガンガン行って打たれ強いと思うので、郷州選手が勝つんじゃないのかなと思っています。まあ…どっちが勝ち上がってきてもいいです」

――あと2つ勝てばKrushのチャンピオンというところまで来ましたが、今ベルトに対してはどんな想いがありますか?

「僕のことを嫌いな選手やファンの人は『レオナ負けろ!』と思っていると思うんですけど、そういう人たちに思い通りにならないぞって分からせてあげたいですね。そして応援してくれている人のために1つずつ勝っていってベルトを手にして、応援してくれる人を喜ばせたいなっていう気持ちが非常に強いですね」

――レオナ選手をトーナメントの優勝候補に挙げる声も多いですし、今回のトーナメントが始まる前にレオナ選手自身も『レオナがチャンピオンで間違いないと思われる試合をして、最後に-60kgチャンピオンになりたい』と発言されていました。今もその気持ちは変わらないですか?

「そうですね。『アイツ次負けるんじゃねぇ?』と言われるような不安定な選手は嫌なので、自分は安定した強さで『あいつには誰も勝てない。やっぱりチャンピオンだな』と思われるチャンピオンになりたいです」
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