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[ニュース]2017.3.16
「Krush.79〜in NAGOYA〜」8.20(日)名古屋 6年目の名古屋大会は最高のメンバーが勢ぞろい!「去年以上に盛り上げて、夢を実現させたい」(佐藤嘉洋・実行委員長)
    
 3月16日(木)東京・大久保のGSPメディアセンターにて、8月20日(日)愛知・名古屋国際会議場イベントホール「Krush.79〜in NAGOYA〜」の大会概要が発表された。
 今年で6年連続の開催となる名古屋大会。会見には昨年に続いて大会の実行委員長を務める佐藤嘉洋氏も出席し、今年の名古屋大会の大会概要を説明した。

「今大会でKrush名古屋大会6回目の開催になりました。大会名は「Krush.79〜in NAGOYA〜」。2017年8月20日に会場は名古屋国際会議場イベントホールで開催します。

 昨年は土曜でしたが今大会は日曜開催になります。時間は15時開場・16時本戦開始で、本戦開始の前に、プレミナリーファイトを何試合かを予定しています。

 もし全試合がもし判定決着だったとしても、20時前には終了する計算でいます。なので当日は新幹線でも余裕で帰ることができる時間なので、名古屋で美味しいものを食べてから帰られるように配慮しましたので、地方に限らず東京から沢山観戦しに来ていただければと思います」

 そして佐藤実行委員長は出場予定選手として野杁正明、大和哲也、泰斗、大岩龍矢、石田勝希、篠原悠人、東本央貴、倉崎昌史、近藤拳成の9選手を発表。まさに名古屋・関西のオールスター戦とも言えるラインナップとなり、佐藤実行委員長は各選手についてコメントした。

「野杁選手は名古屋出身ということもあり、過去の名古屋大会にはほとんど出場してくれています。

 一昨年は山崎(秀晃)選手とものすごくハイレベルな試合をして、僕が連れて行った78歳の大学教授の方も見ていて『これは佐藤さんが言ってた通り芸術だったね』と言っていました。

 彼は芸術の域まで進化しているので、今年も野杁選手の華麗な技を名古屋のファンに見ていただきたいと思います。

 大和選手は過去にエキシビジョンマッチで2回出場してもらっています。1回目は僕と戦って、2回目は山崎選手と戦ったのですが、今回は晴れて本戦での参戦になります。

 大和選手は4月のK-1でHIROYA選手との試合も決まって、K-1グループで試合できるようになったので、名古屋Krushにも出場してほしいと思ってオファーをしました。

 この参戦にあたって(大和ジムが所属する)ニュージャパンキックボクシング連盟の斉藤理事長のご好意で出場させていただくことになったことを深く御礼を申し上げます。

 僕もデビュー戦はニュージャパンで、先ほど斉藤理事長とは電話でご挨拶させていただいたのですが、また何らかの形で一緒に仕事が出来ることを嬉しく感じています。

 泰斗選手は昨年、東本選手にKO負けしてしまいましたが、彼自身『名古屋Krushは泰斗が盛り上げる』と言っている選手で、東本選手に負けるまでは名古屋Krushで無敗でした。

 そして泰斗選手は名古屋Krushで神懸かる試合をしているので、興行側からすれば『泰斗を呼んでおけば間違いない』です。昨年は負けてしまいましたがエキサイティングな試合を見せてくれたので、今年も名古屋Krushを大いに盛り上げてくれると思います

 大岩選手は元々名古屋出身で、昨年は小澤海斗選手と大激闘を演じて、大会を大いに盛り上げてくれました。

 また大岩選手の両親は焼肉屋さんを営んでいるので、実行委員長としては大会の前に1回行っておかないといけないなと思います(笑)。今年もいいカード組むので、会場を盛り上げてほしいと思います。

 石田選手は2月にKrush初参戦を果たして、アグレッシブで強い林健太選手に豪快なKO勝ちしました。元々彼の試合は大阪でも見ていて、『これは凄い選手だな!』と思っていた所でKrushに参戦となったので、ぜひ名古屋でも試合をしてほしいと思っていました。

 石田選手はパンチもキックもキレがある選手なので、今からどんな対戦相手を用意しよう楽しみです。

 篠原選手はK-1甲子園で優勝した時の試合を見て、彼の全体的なバランスや攻撃の伸びというか、非凡なモノを感じたので、きっと数年後には立ち技格闘技界を背負う選手になると思います。今は連敗中ですが、ぜひ殻を破って大きく羽ばたいてほしいです

 東本選手は昨年の名古屋大会で泰斗選手を豪快なKOで葬った選手です。KRESTの核弾頭として左腕のバズーカをぶっ放して欲しいと
思います。

 倉崎選手は昨年の名古屋大会で堀尾竜司選手にハイキックでKO負けしてしまったんですけど、KO負けするまではアグレッシブに戦っていて、非常にいい試合をすると思います。

 ちなみに引退した自分とのスパーリングした時も思いっきりパンチやキックを出してくる空気を読まない選手なので(苦笑)、空気を読まない対戦相手を用意したいと思います。

 近藤選手は昨年のK-1甲子園の優勝者です。お兄さんの大成選手とはSNSで友達で、よく変な動画をアップしていて、勝手に親近感を沸いています(笑)」

 これまでKrush名古屋大会は【名古屋vs東京】という図式で対抗戦を組んできたが、昨年は対抗戦ではなく、タイトルマッチを中心に対戦カードが並ぶ“通常のKrush”として大会が行われた。

 今年について佐藤実行委員長は「通常のナンバーシリーズと同じように東京での興行と遜色のないカードを組んで提供したい」とコメント。

 会見に同席した宮田充K-1プロデューサーは「名古屋大会までに試合が決まっている選手もいるので、その試合を受けて(カードを)決めていきたいと思います」。

 その上で「その中でタイトルマッチがあるかもしれないし、これだけのメンバーが集まったので5vs5マッチもありかもしれない。そこは出てもらう選手ありきのところもあると思います」と続けた。

 本日の発表選手に佐藤実行委員長が推薦する選手など、新たな選手が加わって対戦カードが決まる形となるが、宮田プロデューサーは「今日発表した9人が揃った時点でワクワクするものしかない。それぞれの戦いの中で浮かんできたマッチメークの中で、ここでドンぴしゃりのカードを組みたいです」と期待を寄せた。

 すでに宮田Pと佐藤実行委員長はマッチメークについて話を進めており「6月中に全対戦カードを発表する予定」(宮田P)だ。

 会見の最後に再び佐藤実行委員長がマイクを持ち、名古屋大会成功に向けての意気込みを語った。

「ひょっとしたら名古屋Krushは最後だったかもしれないと言われていたのですが、結果的に超満員にすることが出来ました。

 そして何といっても出場した選手たちが期待以上に奮闘してくれて、試合を見に来てくれた人たちから『必ず来年も行く』と言ってもらえました。

 チケット代以上の感動を与えた自負はあります。今年も去年以上の盛り上がりを期待して、自分の夢を実現させたいと思います。

 今、Krushの地方大会は名古屋だけになるのですが、東京の大会は一カ月前のソールドアウトが当たり前になっています。でもそれに慢心してはいけないですし、唯一の地方大会としてプレッシャーもありますが、いい試合を組んで盛り上げなきゃいけないと思っています。

 一地方大会ではなくて、まさにKrushという大会を実現しますので、ぜひ名古屋に遊びに来てもらいたいと思います」

 夏の風物詩・今年のKrush名古屋大会も激闘必至だ!
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