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[ニュース]2017.3.20
「Krush.75」4.2(日)後楽園 渡部太基、ベルトの重圧から解き放たれて自由に暴れる!「K-1に自分の階級が出来たことは運命。これからはノーストレスで思いっきり戦う」
    
 4月2日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.75」の[Krush -67kg Fight]で山際和希と対戦する渡部太基のインタビューを公開!
――昨年10月の「Krush.70」で塚越仁志選手に敗れ、Krush-67kgのベルトを失ってしまいました。試合に敗れてからはどんな過ごし方をしていたんですか?

「ちょっと休もうと思って、去年の11月と12月は練習しないで休んでいました。去年は4試合戦ったんですけど、ダメージも結構あったので、いいタイミングかなと思って休みました。それで年が明けてからは気持ちを切り替えて練習を再開しましたね」

――練習しなかった2カ月間は格闘技に対してどんな想いがありましたか?

「練習を休んでいる間もK-1・Krushの試合はずっと見ていたし、仲間が試合の時にはセコンドなどで会場には行っていたので、またこのリングに立ちたいなと思って歯痒かったですね。すぐに練習すれば良かったんですけど、年内は休もうと思っていたんで、年が明けてしっかりやろうという気持ちに切り替えることが出来ました」

――では試合・練習から離れている間に身も心もリフレッシュ出来たんですね。

「そうですね。チャンピオンだった頃は『チャンピオンだから勝たなきゃいけない』や『ベルトを守らなきゃいけない』という気持ちになることが多くて、今はそこから開放されています。一からのスタートにはなってしまいましたが、格闘技はずっとやってきたことだし、K-1で自分の階級(ウェルター級)も出来て目指すところも出来たので、気持ちも切り替えて戦えるかなと思います」

――今回の対戦相手は山際和希選手に決まりました。山際選手とは2013年に対戦して勝利していますが、最近の試合を見てどんな印象を持っていますか?

「前に戦った時は距離を取ったり、ポジションを取るのが上手いなって思っていました。最近も牧平(圭太)選手に勝って、11連勝しているので実力もあると思います。特に意識はしていませんでしたが、現時点で僕が勝てなかった相手に勝ったりもしているので、本当に強い選手だと思います」

――渡部選手自身、-67kgのベルトを失ってからの試合になります。どんな姿を見せたいと思っていますか?

「今はベルトの重圧やベルトを守らなきゃっていう気持ちもないですし、言ってしまえばノーストレスなので、思いっきり戦えばいいんだなって感じです。今は格闘技を始めた頃の気持ちに戻りつつあって、練習を再開してからはミット打ちも楽しいし、サンドバックを打つのも楽しいし、全ての練習が楽しい。試合のためだけに練習していてもダメというか、練習を楽しいと感じる気持ちがないとダメなんだと感じています」

――渡部選手はK-1さいたまスーパーアリーナ大会の記者会見にも出席していますが、新しいモチベーションや目標はありますか?

「Krushでは1度チャンピオンになったので、今は新しいものが欲しいです。K-1はずっと憧れていた舞台で、そのK-1に自分の階級(-67.5kg)が出来たのは運命だと思うので、K-1のベルトを目標に獲りにいきたいと思っています」

――それでは渡部選手の復帰を待っているファンの皆さんにメッセージをお願いします。

「『お待たせしました』と『試合をお楽しみに』の二つですね」

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