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[ニュース]2017.3.28
「K-1 WORLD GP」4.22(土)代々木 山崎秀晃、ゲーオとのタイトルマッチはベルトもリベンジも超えた大勝負になる!「確実に言えるのは前回とは違う結果になるということです」
    
 3月28日(火)神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて、4月22日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館大会「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN 〜第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント〜」のスーパー・ライト級タイトルマッチで王者ゲーオ・ウィラサクレックと対戦する挑戦者・山崎秀晃が公開練習を行った。

 いよいよゲーオとの運命の一戦が迫ってきた山崎。「試合まで一カ月を切って、いい感じで追い込んでいます。試合までに最高の状態を作って最善を尽くすのみです」と決戦に向けて準備を続けている。

 山崎は昨年9月のゴンナパー・ウィラサクレック戦で左膝を負傷し、ゲーオ戦が約7カ月ぶりの復帰戦となる。しばらくは膝の治療に時間を費やす必要があったが、年末からトレーニングを再開。走り込みと筋力アップのトレーニングからスタートし、年明けからミット打ちやスパーリングなど実戦的な練習を始めた。

 昨年12月にゲーオ戦が決定した時点では不安もあったが「トレーニングを重ねるごとに順調に回復している。KRESTの渡辺雅和代表、フィジカルの先生、膝の怪我を見てくれた先生、どの方たちからもいい状態だと言われています。ゲーオ戦から逆算して順調に来ているし万全の状態で戦えますね」。

 公開練習として行った2分1Rのミット打ちでも持ち前の強烈なパンチを次々と繰り出し、仕上がりの良さをアピールした。

 山崎がゲーオと拳を交えるのは2014年11月の新生K-1旗揚げ戦以来、約2年5カ月ぶり。この時の対戦ではゲーオのハイキックで額を陥没骨折するなど、ゲーオの前に敗れ去った。

 山崎は「自分もゲーオも前回とは違う」としつつ「確実に言えることは前回とは違う結果になる」と自らの勝利に自信をみなぎらせらた。

「当時ゲーオ選手も普段より重い階級で試合をしていましたが、自分もまだ63kgの選手として65kgの試合に出て、65kgの身体ではなかったと思います。

 あの時は『ゲーオ選手は強い』というイメージの中で対峙して、あれから僕も試合を重ねて自信がついてきました。いい結果を出せない試合もありましたが、以前より身体もモチベーションもいい状態なので、今は怖いものはないです。

 日本人とムエタイをやってきた選手ではリズムが違うし、技の入り方も違います。そういう点でムエタイ慣れではないけど、1%でも勝利に近づけるように、タイ人の選手とも少し練習しています。ただそれが最善の方向に向いているかどうかは結果がすべてなので、やってよかったと言えるように最高の結果を残したいです。

(ゲーオと戦って分かったことは?)細かいことを言えば、たくさんあります。前回はトーナメントだったんで、ゲーオ選手も準決勝・決勝のことを考えていただろうし、今回はワンマッチなので何とも言えません。ただ確実に言えるのは以前とは違う結果になるということ。どんな試合になるかは当日の見てのお楽しみです」

 山崎にとって今回の試合はゲーオへのリベンジ、そしてK-1スーパー・ライト級のタイトルマッチという2つのテーマがある試合だ。

 どちらの意味合いが強いか?という質問に対し、山崎は「リベンジですね。僕にとってはゲーオという男を倒すことが一番です」と即答。

 さらに「リベンジすら超えている次元に来ている状態です。K-1が始まってから応援してくれる人も増えているし、ずっとお世話になっていて応援してくれる人たちもいます。この試合はリベンジを超えたものになると思います」と改めてゲーオ戦への想いを語った。

 最後に山崎は「今までやってきたことが実るように最高のトレーニングをして、試合当日に最高の状態を持っていけるように頑張ります。注目よろしくお願いします」とファンにメッセージ。



 タイトルマッチ、そしてリベンジすらも超えたゲーオとの大一番、山崎は勝利を掴むことが出来るか!?

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