全16選手が出場した第5代Krush-60kg王座決定トーナメントが今大会で準決勝を迎える。準決勝の組み合わせは郷州征宜vs安保璃紅、レオナ・ぺタスvs朝久泰央となり、奇しくも若い安保と朝久（どちらも19歳）が郷州とレオナに挑む図式の顔合わせとなった。

　会見でも朝久が「ヒザ蹴りで倒す」・安保が「必殺技を用意した」と言えば、レオナが「自分は身体が丈夫だから気にしない」郷州が「レオナ選手と同じで自分も頑丈なので問題ない」と一刀両断。声を荒げる場面こそなかったものの、互いに対抗心をのぞかせた。

安保璃紅
「計量を終えて安心しています。明日は相手をぶっ倒します。（今回の試合に向けて）練習してきたことは、とにかく自分の穴をしっかり埋めることで、必殺技も倒せる技もいっぱい増えたんで、明日はそれで倒せたらいいなと思います。今回もKOで倒して決勝に進みたいと思います。明日は倒せる安保璃紅を見に来てください」

郷州征宜
「体調がすごくいいので、今すぐにでも試合がしたいです。安保選手、明日はKrushらしい試合をお願いします。前回・前々回と倒せる感覚が身についてきたので、しっかりぶちのめしたいと思います。覚悟しておいて下さい。（安保の必殺技発言について）僕もレオナ選手と同じで頑丈なので問題ないと思います。前回同様にKrushらしい試合をして盛り上げてKO勝ちます。決勝も勝つ予定なので見ておいてください。郷州の試合は外れなしというところを見せて、明日も熱い試合を見せたいと思います」

朝久泰央
「今は試合がしたくて、ひたすらウズウズしているところです。今回の試合に向けて自分の動きを磨いて、レオナ選手はパンチが強いのでヒザ蹴りを磨いてきました。まだ未完成な部分もありますが、（ヒザ蹴りが）決まればものすごいインパクトを残せると思います。他の選手が真似したくてもできない自分のスタイルに磨きをかけてきましたし、自信も持っています。それを見に来てください。レオナ選手からは自分が通過点のように言われましたが、明日は死んでもらいます」

レオナ・ぺタス
「計量をクリアするのは普通のことなんで、明日に集中しています。いつもと変わらず練習してきました。追い込みが終わってから、次の課題も見つけて。今まで変わらないって感じです。（朝久のヒザ蹴り発言について）僕は身体が丈夫なんで気にしてないです。別に僕はそんなところを見てないんで。朝久選手は強いですけど、こんなところで負けていたらチャンピオンになれないので、明日はチャンピオンになるレオナの試合を見せます」

「Krush.76」5.28（日）後楽園の決勝戦に駒を進めるのは誰だ！？