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[ニュース]2017.4.5
「K-1 WORLD GP」6.18(日)さいたま やりたい放題の皇治に大雅がキレた!危険なスーパーファイトは記者会見から一触即発
    
 4月5日(水)東京・GSPメディアセンターにて、6月18日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN 〜第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント〜」の追加対戦カードが発表された。

 2月の代々木大会で第3代K-1スーパー・フェザー級王者となった大雅がスーパーファイトで参戦。昨年の日本代表決定トーナメントで卜部功也と熱戦を演じ、世界最強決定トーナメントのリザーブファイトでは闘士に勝利した皇治と対戦することが決まった。

 これまでK-1のリングで対戦相手に挑発的な発言を連発してきた皇治が相手とあって大雅は憮然とした表情で会見場に登場。一方の皇治はそんな大雅をいきなり“おぼっちゃまくん”扱いし「興味がない」と言い放った。

「今回、最初はお兄ちゃん(卜部弘嵩)と戦いたいと言ってたんですけど、お兄ちゃんが2月のタイトルマッチで負けて、大雅のおぼっちゃまくんになりましたが、おぼっちゃまくんには興味がなくて、1階級下のたけぽん(武尊)と戦いたいので、おぼっちゃまくんをさっさと倒して、たけぽんと戦いたいと思っています。(大雅の印象は)別に何とも思わんし、若いのに頑張っていますけど、おぼっちゃまくんだから、泣かないように鍛えとけよって感じですね」 

 隣でそれを聞いていた大雅は見る見るうちに表情が変わり「1RでKOしようと思います」と吐き捨てる。

 会見はすぐに不穏な空気が漂い始めるが、今度は皇治が大雅が持ってきてベルトを勝手に手に取り「最初にK-1に来た時、正直チャンピオンベルトが欲しいとは思わんくて、強い奴ら倒して有名になろうと思ってました。だからあんまりベルトは興味なかったんですけど、ちょっと近くで見て、かっこいいなと思います。なんで俺が王者になってやろうと思います」と挑発。

 さらに「K-1という最高の舞台で最高に輝いているのは(一階級下の)たけぽん(武尊)だと思うので、ダイエットを頑張ってもいいかなと思います。欲を言えば相手にも階級を越えてもらって、間をとって戦えればと思いますけど、たけぽんと戦えるなら、ダイエットしてやってもいいかなと思います」と大雅は眼中にないと言わんばかりに続けた。

 じっと真正面を見つめたまま「(相手の名前を聞いて)なめられているなと思いました。今回しっかりKOして次に進みたいです」「全てにおいて自分の方が上。ぶっ倒してやろうと思う」とぶっきらぼうにコメントする大雅だったが、会見が終わって皇治と視線が交錯すると、これまでのイライラが一気に爆発。睨み合いだけにとどまらず、そのまま皇治に掴みかかろうとしたため、必死にスタッフが二人を分けるという状況に。

 それでも怒りが収まらない大雅はスタッフの静止を振り切って皇治に掴みかかろうとし、スタッフ数名に無理やり連れていかれるように控室へと姿を消した。

 最終的に「このままでは危険」と判断した主催者は両者のフォトセッションを中止。2人が再び顔を合わせることなく、なんとかその場を収集した。すでにレッドゾーン突入の大雅と皇治。さいたまスーパーアリーナでの一戦は危険極まりない一戦になりそうだ。

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