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[ニュース]2017.4.6
「Krush.76」5.28(日)後楽園 大岩龍矢vs芦澤竜誠は刺激が強めの-58kg Fight!「変な髪のよく分からないやつ」(大岩)VS「ダセえ鎖を切ってやる」(芦澤)
    
 4月6日(木)東京・大久保にあるGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、5月28日(日)東京・後楽園ホール「Krush.76」の追加対戦カードが発表された。

 昨年12月に伊藤健人に勝利して以来、約5カ月ぶりに大岩龍矢がKrush参戦。先日のKHAOSでKO勝利し、MVP賞を獲得した芦澤竜誠との一戦が決まった。

 大岩・芦澤どちらも激しい試合を持ち味としており、会見に出席した宮田充プロデューサーも「刺激の強いカード」と形容するカードで、会見はその言葉通り“刺激”の多いものになった。

 大岩がトレードマークの鎖を首に巻いて登場すると、なんと芦澤はクリッパー(鎖を切る工具)を持って登場。冒頭の挨拶から2人は火花を散らした。

芦澤竜誠
「大岩選手は前からやりたいと思っていた相手っすね。自分は去年の9月に伊藤健人選手とドローで、その伊藤選手と大岩選手がどんな試合するのかなって思っていたら、1回ダウンを取っただけのしょっぱい試合でした。俺は伊藤選手とやった時から100倍強くなったし、それでやりてえなと思っていたら試合が組まれたんで最高っすね」

大岩龍矢
「前回の試合がノーダメージだったので、すぐに試合をしたいと思っていました。確かに前回はしょっぱい試合しちゃったなと思いますけど、毎日試合したいと思って練習してきました。試合が決まってよかったなと思ってます」

 続く質疑応答でも両者は舌戦を繰り広げる。対戦相手の印象を聞かれた大岩が「KHAOSの試合を見たけど、MVPを取るために髪の毛を変えて頭がいい選手かなと思ったくらいです。線も細いし、フィジカルもないんで攻撃は効かないだろうなって思います」と先制攻撃。

 すると芦澤は「ハードパンチャーらしいですけど、あんなパンチは絶対当たらない。俺のことを興味ないみたいに言ってるけど、どう見ても俺の試合は面白い。どっちがスター性あるか分からせてやります。あと相手は頑丈そうなんで、俺の攻撃で痛がっているところをみんなに見せてやりたいっす」と大胆不敵に言い放つ。

 さらに持参したクリッパーを見やり「そのジャラジャラうるさくてダセえ鎖をこれで切ってやろうかなと思ってます」と挑発した。

 今回の試合は-58kg王者・小澤海斗への挑戦者を占う意味でも重要な一戦。

 大岩は「去年名古屋でヤンキー(小澤)みたいなやつに負けてムカついたんで、今年の名古屋大会であのヤンキーを倒す」と小澤へのリベンジに闘志を燃やし「今回も変な髪の色のよく分からないやつですけど、しっかり倒して勝ちます」とKO勝利を宣言した。

 対する芦澤は「俺は前の団体のベルトも返上して、ここ(K-1・Krush・KHAOS)に来て、どん底から這い上がってきた。俺は強いやつを倒したいだけ」とベルトよりも強豪との対戦に興味を示し「次の相手が意味わかんねえことばっかり言ってるんで、ぶっ倒してやりてえなと思います」と大岩と同じくKO勝利を予告した。

 会見の最後も「こないだはアウトボクシングしたけど、次は打ち合ったら1Rで終わる。インファイトして終わらせる」(芦澤)VS「僕もインファイトで殴り合いがしたいんで楽しみになってきた」(大岩)と一歩も譲らなかった両者。試合当日もバチバチの打ち合いになりそうだ。

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